楓観察記
こんな感じで、育っています
 
         
     Dec. 3. 2012
    伝わらない 
   
母親は赤ん坊の泣き声で、何を求めているかわかるという。
楓が生まれる前はそんなもんかと思っていたが、
結論から言うと、全然わからなかった。

ただ、おっぱい飲んだのが結構前だからそろそろ
お腹が空いたのかなとか、状況からの推測はできるので
そういう意味で、少しわかる部分はあったかもしれない。

楓がある程度言葉を話すようになった今も状況は同じで、
母親だからといってすべてがわかるわけではない。
でも子どもが何かを伝えようと一生懸命話している言葉は
なるべく聞きとってあげたい。
なので楓がナゾの単語を発する時、私の頭はフル回転だ。

「ごはん食べようか」
「ぶど。ぶど。」
「ぶどう?ぶどうは無いよ。」
「ぶど。ぶど、するの。」


エプロンだった・・・


「パン食べる?バナナにする?」
「おーと。おーと。」
「音?夫?」
「おーと。おーと、たべる」


ヨーグルトだった・・・


「とっとっとあー。」
「???」
「とっとっとあー、おっきいね」


東京タワーだった・・・

昨日はお風呂で10数えてあがろうとしたら9まで数えたところで
「ぽっぽ」
「ん?はとぽっぽ? ぽっぽっぽ~♪」
「ちがーう。おまけ」
「おまけ? おばけ?」
「ううん。おまけ。ぽっぽ」
「おまけ?ぽっぽ?なに?」
と不毛な会話にはまり、のぼせそうに。
修業はしばらく続きそうです。