洗濯部屋

2008.1.25
我が家には洗濯機がありません。
アパートの1階に住民共同の洗濯部屋があり、
そこまで洗濯物をヨイショヨイショと運んで洗っています。
この「共同洗濯部屋」制度、スイスやドイツの集合住宅ではごくあたりまえで、
各世帯には洗濯機置き場がないというアパートも多いようです。

でも共同だと好きなときに使えなさそうだし、
知らない人と同じ洗濯機でパンツを洗うっていうのもなんだかなーと思い、
自室に洗濯機を置けるアパートを探して入居したんですが、
入居後ためしに共同洗濯機を使ってみたら、これが思ったよりキレイで快適。
これなら問題ないじゃーん、と自家用洗濯機は買わないことにしました。


洗濯機は2台。容量は6キロと5キロで、一度に計11キロ洗えます。

フランスのスーパーの洗剤売り場。スイスに比べて品揃え豊富。でも香料はちょっとキツめ。
うちのアパートの洗濯機は、乾燥機能のついてないドラム式です。
電気屋さんで見ても、たいてい乾燥機は別になっていて、
日本みたいに一体型のはあまり売ってないみたいです。

あと日本のと違うのは、洗剤と柔軟剤のほかに予洗剤というのを
入れる場所があること、そして水温が細かく選べること。
温度が高いほうが洗剤がよく溶け、洗浄力もアップするそうで、
丈夫なタオルは90℃、デリケートなおしゃれ着は30℃、というように
分けて洗うんだそうです。たまに温度設定を間違えて縮んじゃった、
なんて話も聞くので、うちでは無難に一律40℃で洗ってます。

洗濯機の使用順ルールは、アパートによって様々。
「あなたが使っていいのは火曜日の12時から17時まで」というように
あらかじめ曜日と時間がきっちりと決められているところもあれば、
予約なしの早い者勝ちというところもあるようです。

うちの場合は、洗濯部屋のドアに予定表がかけてあり、
使いたい日時のところに自分の名前を書き込んでおく簡易予約制。
もともと世帯数が少ない上、自家用洗濯機を持っている人も多いみたいで
競争率は低く、たいてい前日か当日に予約すればOK。
なので、特に不自由を感じることはありません。


と思ってたのですが今日の午後、予約しておいた時間に洗濯部屋にいったら、
他の住民にイリーガル占拠されてました(泣)。
その方が予約していたのは前日の午後。かなり年配の方なので、
怒るとかいうより、ボケちゃったんじゃないかと心配です・・・。

予定表。朝・午後・夜の3部制です。
こんなにガラガラなのになぜ私が使う時に限って?


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