電気コンロ

2008.12.15
我が家のキッチンは電気コンロ。
スイスのご家庭はたいていこのタイプみたいです。
ガスコンロに比べ、火を使わないので安全だし、表面が平らなのでお掃除もラク。

難点はお湯を沸かしたりするのに時間がかかることと、チャーハンの時に鍋振りが
できないこと。あと、スイッチを切ったり弱にしてもすぐには加熱が止まないので、
置いておいたお鍋に火が通り過ぎたり、吹きこぼしてしまうことがよくあります。
厄介なのが、吹きこぼしが焦げ付いてしまった時。クリームクレンザーなどである程度はきれいになりますが、一年以上も吹きこぼしを続けるうち(←学習しない)、だんだんとザラザラが残るようになってしまいました。

なんとかきれいにしたいと思っても、あまり固いスポンジでゴシゴシすると表面のガラスが傷ついてしまいそうだし・・・。

スープを吹きこぼしたあと。

同じ悩みを持つ人が多いのか、スーパーには専用洗剤も多数並んでいます。

そんなある日、ドイツのスーパーHieber'sでこんなものを発見しました。
Poliboyの「Schaber fur Glas und Kochfeld」。
これってたぶん英語でいうところの
「Shaver for glass and cook field」ではないかしら? cook fieldって
まさに私がお掃除したいと思ってるコンロのことじゃないかしら? 
シェーバーってことは焦げ付き部分が削れるんじゃないかしら?

確信はないけど、手ごろなお値段だったのでエイヤッで購入。


家に帰って試してみると、思ったとおり、かみそりの刃のようなもので
ガラス表面にこびりついた焦げ付きをきれいに削りとることができました。
ガラスが傷つくんじゃないかと心配していたのですが、刃とガラス面が
平行にあたるようにキープすれば、結構強めに擦っても大丈夫。
思わず熱中して30分以上も台所でカシカシやっていたら、様子を見に来た夫に「よかったね、新しい趣味がみつかって」と言われてしまいました。

ところで、あとで辞書でひいたら、Schaber = scraperでした。
シェーバーじゃなかった。。。
まあ、結果オーライということで。

カシカシ

ピカピカ


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