ジョギングコース

2008.9.30
運動嫌いの私ですが、美容と健康のため、ちょこちょこと近所を走ってみたりしています。最近は朝霧が出ていつまでも薄暗いことが多いので、出かけるのはたいてい、霧が晴れ日が差し始める午前10時ごろ。

家から5分ほど走るとライン川沿いの道にでます。
このあたりは閑静な住宅街。キラキラした川の水面を見ながら歩けるこの道は、人気のお散歩コースです。でもこの時間は犬の散歩にはちょっと遅く人間のお散歩には少し早いらしく、人影まばらで走りやすい♪


右上の塔がザンクト・アルバン門St. Alban Tor)

10分ほどでBirskopfliとよばれる公園にでます。夏は日光浴やライン川水泳を楽しむ人でにぎわっていますが、この季節のこの時間は見事に誰もいません。なんかもったいないような。



ほんのちょっぴり紅葉が始まっています

帰りは同じルートですが、さらに川に近い人ひとりすれ違うのがやっとの細い道を走ります。冬は路面が白く凍りついていることもあり、ここで足を滑らせて川に落ちたらやだなあ、誰も気づいてくれないだろうし、もし流されたらあそこらへんにひっかかるかな、渡し舟のおじさんは気づいてくれるかな、と余計なシミュレーションをしながら走ってます。



ところでこの白い子は、何??? 



普通の家々の間に、突然中世の城壁が出現する場所があります。これはかつてバーゼルの町をぐるりと囲んでいた壁の一部。ライン河畔から城壁、そして高台にある城門の塔を見上げるこの景色は、もしかして塔が建てられた14世紀から変わっていないのかも。



誰もいない開放感から霧が晴れた直後の芝生に無防備につっこむと冷たい水で足元がびちょびちょになってすごくつらいので要注意


広場を越えて公園はまだまだ続くのですが、適当なところで折り返します。写真左側に見えるのは、対岸ではなく中の島。ロック式の水門があり、大きな船が水位の高低差を調整しつつ進んでいく様子を間近で観ることができます。



凍結気味の道(昨年冬に撮影)

この時間にここを走ってると、よくカモが爆睡してるところに出くわします。ちょうど朝食の後のお昼寝タイムらしく、すぐそばまで近づいても眠ったままか、ちらっと首をもたげてこちらを見るくらいで、逃げる気ゼロ。

決して彼らの安眠の邪魔をしたいわけではなく、無視していただいて一向に構わないのですが、それでもなんとなく感じてしまうこの「負け感」はなんだろう。。。



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