ご挨拶 

 日本尊厳死協会 かごしま 顧問

 松下 敏夫

 日本尊厳死協会かごしまは、平成8年の設立以来10年余の歳月を数え、この間に会員数は設立時の約2倍の約1,000名に増加しました。しかし、その数は、残念ながら、173万鹿児島県民の0.1%にも達していません。
 「健やかに生き、安らかに死ぬために」を目指して日本尊厳死協会が進めている「尊厳死法制化」の運動は、日本尊厳死協会へ多くの方々が会員として参加していただき、併せて、会員を中心にして大きな世論を動かす運動を盛り上げることなしには実現は困難です。
 日本尊厳死協会かごしまでは、定期的に、毎年1回4月に総会・公開講演会を開催するほか、原則として8月、11月、2月に「公開懇話会」を開催するとともに、会報「尊厳死かごしま」を3月、7月、11月に発行して広報活動に務めることにしてきましたが、さらに、納光弘会長のご指導・ご尽力で、このホームページを開設しました。
 是非、このホームページを利用して尊厳死や終末期医療などの問題についてのご理解を深め、尊厳死法制化の運動の輪を大きく広げて下さることを期待しております。
 なお、上記の公開講演会と公開懇話会の開催に加えて、尊厳死問題や終末期医療などについて関心のある団体などからのご要望にお応えして、私共の役員がお伺いして尊厳死に関わる問題についてご説明したり意見交換を行う「尊厳死出前講座」を行っていますが、お蔭様で大変好評です。詳しくは別掲の欄を参照して、是非、お気軽にご利用いただければ幸いです。