思うこと 第298話   2014年6月25日(水) 記

白内障手術を受けて


 歳をとるに従って聴力と視力が落ちてきて、補聴器と眼鏡でその低下をカバーすることに努めてきた。
しかし、視力は、遠視に加え斜視も次第に強くなってきて、メガネを頻繁に調整しているにも関わらず、運転免許証の更新もやっとOKがでるという際どい状態にまで進行してきた。
一つ年上の親しい友人から、『私も納さんと同じ様に、メガネの調整だけでは視力が改善しないので、眼科に診てもらったところ、白内障の診断を受け、手術の結果、見えにくかったゴルフボールも落下地点にくっきり見えるようになりましたよ。』と聴き、自分の場合も白内障の可能性があると判断して、今村病院眼科主任部長の土居先生に診てもらった。 その結果、両眼ともに白内障が有り、特に左眼が白内障の程度が強いので、今回はまず、左眼の白内障の手術をしましょう、という事になった。 土居先生は、鹿児島大学病院の眼科に在籍の頃から、眼科手術では鹿児島随一との評価を受けておられた方で、今村病院でも土居先生の診察を希望する患者様が極めて多く、私も、信頼する土居先生に手術してもらえることになり、最高に嬉しい気持ちで、一昨日、今村病院(本院)に入院した。
病棟の看護師さん達の対応もすばらしく、病棟主治医の先生からの術前の説明も詳細かつ丁寧で、ひいき目と言われるかもしれないけど、最高の医療環境に恵まれ、手術の前日は安心してぐっすり寝ることが出来た。
翌日午前中の手術もスムーズに30分ほどで終わり、『全て予定通りに手術出来ましたよ』との土居先生の言葉に、さすが土居先生と感激したのであった。下の写真は、手術場から入院室に帰ってきた時に撮影してもらったもの。

手術中に起こりうるリスクの説明も事前に受けていたが、何事もなく、土居先生の卓越した腕で手術を受けることの出来た自分の運命にただただ感謝したのであった。
今朝、7時に眼帯もはずしてくださったが、その時に裸眼で眺めた外の景色は、遠くの小さなものまでよく見えて、何と美しい光景だろうと、唯々感激したのであった。それは、久しく目にしなかった別世界であった。
あと10日程は外出時は下写真の様な透明のゴーグル様のメガネを眼の保護の為にかける事になったが、

室内では通常の眼鏡でOKとのことで、明日からの病院での仕事も快適に再開出来そうである。