思うこと 第203話             2007年4月20日        

「日本尊厳死協会 かごしま」の会長に就任して


 先週土曜日(4月14日)、「日本尊厳死協会 かごしま」の平成19年度総会ならびに公開講演会が鹿児島市町村自治会館で開催され開催され、私は、神妙な気持ちで出席した。というのも、この日の総会で私が「日本尊厳死協会 かごしま」の会長になることが内定していたからである。日本尊厳死協会は1976年に発足し、現在理事長は私の恩師の井形昭弘先生である。
下の写真は3月2日の東京新聞のコピー。

一方、この下部組織の「日本尊厳死協会 かごしま」は平成8年に内山 裕先生を会長として設立された。その後、平成14年10月に、2代目の会長に大勝洋祐先生が就任した。
その時の南日本新聞の記事のコピーを下に示す。

内山先生とは水俣病患者救済に一緒に仕事した私の尊敬する先生で、大勝先生も井形門下の2代目助教授で私がその後を継いで3代目助教授になったという、極めて深い繋がりのある尊敬する大先輩である。この様な状況であるから、私が大勝先生から会長を引き継ぐことの重みに緊張し、神妙な気持ちで就任した気持ちがお解かりいただけることと思う。 
 私は、尊厳死協会の運動の重要性を訴えてゆきたい。そして、一人でも多くの方々に、参加していただきたいと思っている。「自分らしく死ぬ権利」を保障するための法制化の動きが始まっており、これを理想的な形で着地させるために井形理事長はじめ皆で燃えて動いているので、ぜひとも支援の輪を広げるのに協力してほしい。

 「日本尊厳死協会 かごしま」の『公開懇話会』を今年の8月と11月に開催することに決まったので、関心のある方はぜひ参加してほしい。日程と場所は以下の通りである。

尊厳死かごしま 第12回『公開懇話会』 
平成19年8月25日(土)午後2時〜4時
場所:鹿児島市民福祉プラザ5階
演題:『尊厳死・問答有用』
演者:内山 裕先生


尊厳死かごしま 第13回『公開懇話会』 
平成19年11月17日(土)午後2時〜4時
場所:鹿児島市民福祉プラザ5階(予定)
演題:『尊厳死の社会的意義』
演者:納 光弘

なお、入会その他のお問い合わせは、下記の事務局までおねがいします:

〒890-0067 鹿児島市真砂本町3番81号
医療法人三州会 介護老人保健施設「ひまわり」 
「日本尊厳死協会 かごしま」事務局
水口秋義事務長
TEL099−285−2211
FAX099−285−7971