思うこと 第122話           2006年8月13日 記

オシム代表監督は浦和までをも変えた

 9日のオシム・ジャパン初戦に大挙7人を輩出した浦和が12日のホーム、F東京戦に4−0で圧勝した。 驚くべき事は、試合はこびがこれまでとはまるで異なり、オシム代表監督から薫陶を受けた「考えながら、ひたすら走るサッカー」そのものになっていたことだ。 MF長谷部誠(22)曰く、「代表から持ち帰ったことはシンプルに、ということ。基本だけど、浦和ではこれまでできていなかった。3人目の動きも出た。相乗効果ですね」と。 空中戦を完ぺきに制圧した闘莉王も、代表としてオシムから受けた影響を認め、「全然違う。連係もいい。やっていて楽しい」と述べている。 トリニダード・トバゴ戦に続き1試合2得点を決めたMF三都主アレサンドロ(29)も、「気持ちいい。伸二を含めた代表勢もワンツーが多かった」と述べ、代表入りしてオシム監督から学んだことの効果の大きさに感動していた。

 優れたリーダーは、わずか数日で若者達を変身させれたのだ!

 16日の日本代表―イエメン戦が待ち遠しい気持ちである。