思うこと 第106話 2006年6月25日 記
稲盛 和夫氏の訓話に感動して
ーその4ー 未来進行形でとらえる
稲盛氏曰く、『私は、新たなテーマを選ぶとき、あえて自分の能力レベル以上のものを選びます。 いわば、今どうあがいてもできそうもないテーマを選び、未来の一点で完成するということを決めてしまうのです』 実は、私も若者に同じような事を語りつづけてきた。 目指す目標(テーマ)が高ければ高いほど、よりきびしい努力が必要になるが、努力する事、苦労する事こそが若者にとって青春であり、喜びでもあることを知らねばならないと思う。 目標に向かって努力し続ければ、かならず目標に到達できることを認識できた若者は、必ず伸びてゆく。 稲盛氏は、次のように結んでいる、『今できないものを、何としてでも成し遂げようとすることからしか、画期的な成果は生まれません。「自己の能力を未来進行形でとらえる」ことが、新しいことを成し遂げようとする人には要求されるのです。』と。