カナディアンロッキー日本画スケッチ旅行記
森でであった野生動物

 今回のカナディアンロッキーの旅の目的は風景のスケッチであったが、思いがけない野生動物との出会いもあった。

この上下の写真は野生の熊が道路脇の林に出現したもので、私は車を降りずに窓からシャッターを押したが、車から降りてカメラを撮る人も居た。

この下の写真はこの地に生息する Bighorn Sheep の立て看板であるが、

氷河の横の駐車場に群をなしていたのには驚いた。高原の植物を食べているのであるが、塩分やミネラルの補充のため氷河の近くの砂場まで降りてきて、砂をなめているところとのことであった。

森でリスにあうこともしばしばであったが、カメラにうまく収まってくれたのはこの一回だけであった。

下の写真は、リスではなく、モグラの一種の“ゴーファー”と思われたが、私が近づくと目の前の穴に逃げ込み、頭だけ出してキョロキョロするしぐさを見て、ミネソタ州に留学中によくみた風景を思い出すことであった。

高山植物の撮影までは手が回らなかったが、下の花は、利尻島の利尻草と同じ花と思われたので、カメラに納めた。