カナディアンロッキー日本画スケッチ旅行記−その1−
初日は霰(あられ)とサンダーストームが出迎え
初日は強行軍で、朝、鹿児島を発ち、羽田からバスで成田へ移動し、夕方JALに乗り、日付変更線のおかげで同日(7月10日)朝、バンクーバーに到着した。
出発前にチェックした天気予報では、バンクーバーもカナディアンロッキーも全ての日で晴天の予報であったので、さすが最近の天気予報は当たると喜んだのであった。しかし、バンクーバー空港で国内便に乗り換え、カルガリー空港に着いた途端に喜びは消し飛んでしまった。
上の写真はカルガリー空港からレイクルイーズへ向かう途中、カルガリーの市街地を写真に収めたものであるが、この時、にわかに空が厚い雲におおわれ始め、いきなり稲光とともにすごいサンダーストームにおそわれ、
フロントガラスにたたきつけるように降り注いできたのは、雨ではなく霰(雹)で、
前を走る車の屋根も、道路も霰(雹)に覆われ、
これが7月の真夏に起こるところがやはりカナディアンロッキーかと、関心もしたけど、明日からの旅行はどうなることかと不安にも襲われたのであった。
しかし、ものの1時間もしたら、空は晴れてきて、以後、カナダ滞在中、完璧な晴天の恩恵を受けたのであった。