個人的出来事 第66話           2007年1月6日 記       

今年の年賀状からの話題 
−その1− 今年の年賀状大賞は


私にとって年賀状は年に一度、知人の様子を知る貴重な場であり、かつまた、私の近況を伝え、旧交を温める貴重な機会である。

もうひとつ昨年から増えた楽しみが、いただいた年賀状の中でのナンバーワンを決めて、このHPで発表することである。そもそも、昨年、こてる先生からいただいた年賀状に感服してはじめたことであった(個人的出来事 第20話参照)

『こてる日記』によるとこてる先生の年末の状況は超多忙に重度の風邪が長引き、とても年賀状に時間をさける状況ではなかった。12月27日の日記「チャングムくずれの年賀状」でも超多忙と風邪の中で自分の年賀状に悪戦苦闘の状況であった。私は先生が体を壊さなければいいがと本当に心配であった。12月30日の日記「徹夜で年賀状」によると前日夜は当直で眠れてないのに、30日も忙しい仕事が待っていて、その後そのまま病院で年賀状にかかり明け方やっと全ての印刷まで終わったとのこと。このような状況下では今年は期待薄とみていた。ところが、1月2日に届いたこてる先生からの年賀状は結構いけていた。ただ、昨年のものには及ばなかった(こてる日記のなかの『こてる写真館』の〔710〕今年の年賀状参照)(こてる先生にもっと時間があって「チャングム」の年賀状を完成出来ていたら、と惜しまれる)。結局、今年は「我が家の年賀状大賞は該当者なし」と決定した。その一番の理由は、下に紹介する私の年賀状を超える作品がなかったからである。この年賀状は私の魂をこめて作成した。はがき用の写真用紙を選ぶのにヤマダ電機とK's電気の2つの店にある該当する写真紙の全て(7種類ほど)を買い、印刷して色合いを比べ、ベストの写真紙を使ったのである。では、その自慢の年賀状、ご覧ください!

この私の年賀状の評判は上々で、次のような返書をくださった方もあった。
『すばらしい賀状ありがとうございました。遠く氷山の連峰が、流氷の浮かぶ深い群青の湖水と連続した同色の夜空を分かち、一瞬神秘的な光の帯が空を染めた静寂で清々しい50号の大作ですね。写真のオーロラと違って控えめに描いたのがよかった。君の画才に乾杯!』
この友人は、描いた本人以上に絵の心がわかってくれており、ほんとうにありがたいと思った。