3大テノール 世紀の競演

ルチアーノ・パヴァロッティ
プラシド・ドミンゴ

ホセ・カレーラス
フィレンツェ五月祭管弦楽団ローマ国立歌劇場管弦楽団
指揮 ズービン・メータ
収 録  1990年7月7日/ローマ・カラカラ浴場
L  D  LONDON POLL-9003  収録時間:86分

 

 ワールドカップの前夜祭に今をときめく、3人のテノールによる競演が実現したのは、このビデオの姉妹盤の3大テノール・メイキング・ビデオに実現した経緯とか、彼らの仲の良いことがそれでわかると思う。
 そういう裏方のことは別にして、ここではキング・オブ・ハイCのパヴァロッティ、ドラマティックでオールマイティなドミンゴ、青年の激しさを持ち続けるカレーラス、3人の持ち味を十分堪能できる内容となっている。 緊張するオープニングに、
フェデリコの嘆きをカレーラスが歌って次々と進むが、ドミンゴも星は光りぬで熱唱するが、ここはやっぱり、パヴァロッティの誰も寝てはならぬにとどめを刺されました。

 何気なく画面を見ているとすぐには気がつかなかったのだが、オーケストラの各セクションが多い、ジャケットを見るとダブル・オーケストラなのだ、メータ指揮のもと厚みがまして迫力がある。 
 今回の3大テノールの会場となった、カラカラ浴場はローマからアッピア街道を少し走った郊外の森のにあったと記憶しているが、バスで横切っただけなのと、何年も前のことで一瞬にしか見ていないのですが、このビデオで見ると岩肌のようにも見える巨大な浴場跡や松の木など、少し離れたところからも見たことは記憶の片隅には残っているものだ。 このカラカラ浴場は3世紀の初め頃、カラカラ帝によって造られた浴場などの複合施設。 現在は夏場に野外オペラが上演される。

 

 















チレア:歌劇「アルルの女」〜フェデリコの嘆き カレーラス
マイヤベーア:歌劇「アフリカの女」〜おおパラダイス ドミンゴ
プッチーニ:歌劇「トスカ」〜妙なる調和 パヴァロッティ
レハール:喜歌劇「ほほえみの国」〜君はわが心のすべて ドミンゴ
ディ・クレシェンゾ:つばめは古巣へ パヴァロッティ
カルディルロ:カタリ・カタリ カレーラス
ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲
デ・クルティス:帰れ、ソレントへ パヴァロッティ
ララ:グラナダ カレーラス
ソロサーバル:サルスエラ「港の酒場女」 ドミンゴ
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」〜ある日青空を眺めて カレーラス
プッチーニ:歌劇「トスカ」〜星は光りぬ ドミンゴ
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」〜誰も寝てはならぬ パヴァロッティ
ファイナル・メドレー
  マリア、トゥナイト、太陽の土地、シェリト・リンド、メモリー、黒い瞳、カミニート、
  バラ色の人生、マティナータ、ウィーンわが夢の街、アマポーラ、オ・ソレ・ミオ
アンコール
  オ・ソレ・ミオ、誰も寝てはならぬ