This episode bases on the concept of "sprouting"
observed in neuronal processes during the development and regeneration
in the nervous system.

Simultaneously, this episode is starring impressive characters
who origin from musicians existing actually, as well as Ron the neuron.

An aim of this episode is a question whether noise or noise music induces
the growth of neurons and functional enhancement in the nervous system.

But, such an "enhancement" should have the dual side
depending on the point whether it takes place under some homeostatic regulation.


And, our life and culture seem to be under similar fluctuation.
That is why I could enjoy to do this job, I believe.


＜後記＞

この「謎の軍団」のキー･ポイントは、ニューロンに見られる「発芽」という現象にあります。
ニューロンは突起を持つことを特徴とする細胞であり、面白いことにどうも突起は日常茶飯事に
伸びたり縮んだりしていると考えられています。

本編ではノイズおよびノイズを用いた音楽がニューロン突起の伸長である「発芽」を惹き起こすのではないか
という妄想が、全体を支配しています。

そんな感じをタイトル通り謎めいた雰囲気で表すために、実在する音楽家に基づく
奇妙キテレツな演奏者を数名投入しております。
もちろん、ロンの大活躍も見逃せません。

さて物語の中でノイズはニューロンに「発芽」を促すものの、
その結果は決して好ましいものではありません。

脳全体の調和を保つような制御システムの下でなくては、どうもうまく行かないのでしょう。
その辺り、我々の生活や文化も同じような気がします。

それゆえか、この執筆を随分と楽しませて頂くことができました。



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Version-1 : Oct 2, 2004