阪神淡路大震災と東日本大震災からの復興を支援する
チャリティ・コンサート
/


Benefit Concert
for supporting people
damaged from the Hanshin-Awaji Earthquake and the Eastern Japan earthquake 



出演 / Musicians who will appear

頭士奈生樹 (歌とギター) / Naoki Zushi (vocal and guitar)

石上和也 (ラップトップ・コンピュータ) / Kazuya Ishigami (laptop computer)

炭鎌悠 (ラップトップ・コンピュータ) / Haruka Sumikama (laptop computer)

.es (
ドット・エス:橋本孝之 - サックスとギターなど、sara - ピアノと打楽器など) /
.es (Takayuki Hashimoto - sax and guitar, etc.; sara - piano and percussion, etc.)

赤石拓海 (ハーディ・ガーディ) / Takumi Akashi (Hurdy Gurdy)




4
28 (日曜) 午後1時半開場 2 時開演 /
April 28th (Sun) Doors open at 1:30 pm, Curtain time 2:00 pm




於:山村サロン (JR 芦屋駅前ラポルテ本館3 ) /
At Yamamura Salon (3F
La Porte in front of JR Ashiya station)
659-0093 芦屋市船戸町4-1-301 TEL 0797-38-2585  FAX 0797-38-5252
4-1-301, Funado-cho, Ashiya, Hyogo 659-0093 Japan, Phone +81 797-38-2585 / Fax +81-797-33-5252

e-mail
 yamamura@y-salon.com
URL 
http://www.y-salon.com/
毎週木曜・定休 / Every Thursday, fixed closing day

支援募金制にて行います。 / This concert is a fundraiser and your donation is essential.
フリー・コンサートではありません。 / This concert is not free of charge.



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昨年のコンサート

阪神淡路大震災と、東日本大震災。 
これらからの復興を支援するチャリティ・コンサートを、今年も開催いたします。 
本年のコンサート次第は、下記となります。 
お時間がございましたら、どうかご参集くださいませ。 

場所 - 山村サロン (兵庫県芦屋市、木曜日定休) 
     JR 芦屋駅前ビル ラポルテ 3F 
     電話 0797-38-2585 
     E-mail yamamura@y-salon.com 
     地図などは下記 URL にてご確認ください。 
     http://www.y-salon.com/salonhome_002.htm 

日時 - 2012429 (日・祝)  
     午後 2:05 開場 
     午後 2:35 開演 

コンサート第一部 
     冷泉 ソロ 
     石上和也 ソロ 
     頭士奈生樹を交えてのセッション 

コンサート第二部 
     穂高亜希子 ソロ 
     頭士奈生樹 ソロ 

*****

演奏者紹介 

冷泉 

アンビエント・ドローン・ユニット、NERAE のメンバーとして登場した冷泉さん。 
2010
年にソロ活動へ移行され、これまでに 3 枚のソロ・アルバムを発表しています。 
最新作は、PSF Records から出版。 
「何気なくも深い軋轢」 が、そこには表現されています。 
静寂と微音を音楽に共存させることで、却って明瞭に内世界を空間に投射する。 
そんなユニークな彼のギターによるアプローチは、高く評価されて来ました。 
山村サロン、そして兵庫県に初の登場となります。 

 

石上和也 

世界的に活躍する電子音楽作家、そう彼を呼ぶことが出来るでしょう。 
でも、彼はアカデミズムの枠を完全に超越する。 
ある意味、「タガの外れた」 精神的描写を遂行して来ました。 
ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) の作家は、熱い視線を送っています。 
これだけ複雑で奇妙な情念を表現することが出来る作家は、おそらく他には居ません。 
そして、ソロとスプリットを併せた彼のアルバムは余りにも多く存在します。 
2007
年から、4 度目の出演となります。 

 

穂高亜希子 

頭士さんは、彼女のアルバム 『ひかるゆめ』 を聴かれました。 
そして、「あきらめているな」 という印象を持われたと言います。 
あきらめは誰の内にも存在しますが、敢えてそれを結晶世界に投影する。 
そんな側面が、彼女の歌にはあるかも知れません。 
自身へと無防備に没頭するからこそ至り得る場所は、聴く者多くに共存する場所。 
だからこそ普遍の歌を創生し得る、その源となるのでしょう。 
初の登場となった昨年に続いての、ご出演となります。 

 

頭士奈生樹 

全世界の軋轢を集約するかの様な騒音ユニット、非常階段の創設メンバーでもある頭士さん。 
同時に、歌に潜む謎の実態を垣間見せる傑作アルバム V』 を世に問いかけて来ました。 
アポロンとディオニソスを協和させてしまう、その音楽。 
そこには、慈しみと非情さが共存しています。 
それは、極限的なまでに人間的な反物理世界の創出と言える現象でしょう。 
2000
年に公式初登場をされてから、ソロとしては 5 度目のご出演となります。 
一度はリラダンズとして登場されていますので、2007 年来のソロ演奏が楽しみでなりません。


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BENEFIT 2011

東北関東大震災復興支援

阪神淡路大震災復興支援

チャリティ・コンサート

 

JR 芦屋駅前ラポルテ本館 3 階 山村サロン (0797-38-2585)

4 29 (金曜・祝日)  3時半開場・4時開演

支援募金制

 

出演者

 

石上和也

豊かな情念を電子音楽に込めることの出来る、貴重な音楽家。

国際的に活躍し、海外の作家を積極的に日本に紹介することにも尽力されています。

ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ ( LAFMS) のトム・レッシオンは、

「クセナキスの隣席に居てもおかしくない作家だ」 と石上さんを絶賛しています。

アカデミズムからストリート、シリアスからローファイまでを包含する演奏をお楽しみ下さい。

http://www.jcdn.org/music/ishigamikazuya.htm

 

穂高亜希子

透明な存在感のある歌を、ゆっくりと大気に放つ穂高さん。

時代は推移しても、無防備であることこそが最高の強度を創生することを感じさせます。

壮大なものでは無くほんの近くのことを何気なく、深い場所に投影する様に歌う。

だからこそそれは誰のこころにも届き、最も揺るぎの無い情念を伝えてくれます。

まさに彼女こそは、「祈りの歌い手」 と呼ぶに相応しい存在でしょう。

http://fmn.main.jp/wp/?p=2811

 

炭鎌悠

炭鎌さんが創生するノイズは生々しく、まるで血管と神経細胞が共振して脈打つのを想起させる生命力に満ちています。

物理を直接意識の中に提示する様な激烈さと、情念の塊を想わせる佇まいがそこには共存しています。

彼女の作品は海外でも演奏されており、

スペイン国営放送局主催の国際サウンド・アート・コンテストでは最優秀賞を獲得しました。

高い技術を持ちながらもそれゆえにこころが蔭ることの無い、

記憶のどこかに抵触する数奇なノイズが演奏されると期待しています。

http://www.myspace.com/sumikamaharuka

 

VETLZ

東京に在住する松岡亮さんのソロ・ユニット、VELTZ

「日常に存在する現象を、粗く、生々しく、荒々しく、出来る限り加工を経ずに報告する」 ことを基調に、

ノイズが創生されます。

廃材と想われる金属や表舞台から撤退したブラウン管テレビなどを素材に、

そこに眠る息吹を抽出する様なアクションは鮮烈。

無機物でさえ想いを受け留めることで有機的存在へと変質することを、そのアクションは教えてくれます。

http://www.vlzprodukt.com/

 

1990 年代から、阪神淡路大震災復興支援チャリティ・コンサートを行って来ました。

事情により 2009 年と 2010 年は休会とさせて頂きましたが、本年からの再開を計画していました。

そんな時に、東北関東大震災が起こりました。

コンサートは、いずれの大震災からの復興支援をも目標として行うことにいたします。

お時間がございましたら、是非ご参集下さいますようお願いをいたします。


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2009 年のご挨拶

阪神淡路大震災 復興支援チャリティ・コンサートを、過去12回に渡り開催して参りました。

会場となりました山村サロンの山村雅治さんとスタッフの方々、
そして快く出演を了承してくださいました方々に深く感謝いたします。

コンサートにおいて素晴らしい演奏を行ってくださったのは、
下記の方々となります。

まず中嶋昭文さんのソロ・ユニットであるオウブが、
最初の 6 年に続けて参加してくださいました。

渚にては初期に、柴山伸二さん、竹田雅子さん、高橋幾郎さんのトリオとして登場。
そして 7 年間にわたり、渚にては柴山さんと竹田さんのデュオとして演奏されました。

頭士奈生樹さんは、
ソロとして 4 度の演奏を行われました。

高山謙一さんは最初、ソロとして登場。
その後、小池克典さんとのデュオとして 5 度にわたり参加されています。
そして昨年には、四半世紀を超えるザ・リラダンズの復活を
高山さん、頭士さん、小林旅人さんのトリオにより行ってくださいました。

電子音楽のエキスパートである石上和也さんは、
2 度にわたり素晴らしい情念の世界を披露されました。

昨年にはインキャパシタンツなどで活動される騒音の帝王、
美川俊治さんが参加してくださいました。

コンサートは、これらの方々のご厚意に基づくものでございます。
さらに 2002 年に余りにも貴重なスピーチを寄せてくださった、林直人さん。
そして何よりもコンサートに賛同してくださり、
ご来場くださった観客の皆さんなくしてコンサートは成立しませんでした。
コンサートの趣旨に基づきいただいた募金は、
あしなが育英会を通じ有効に利用させていただいております。

ゴールデン・ウィークの最中、殆どのコンサートにお越しいただいた方々。
そして遠方で行けないからと毎年募金をお送りいただいた方には、
充分な感謝を述べる言葉など到底見付かる筈がありません。
その阪神淡路大震災 復興支援チャリティ・コンサートを、
本年と来年はお休みさせていただこうと思います。
ずっと続けて行くために、一休みさせていただく。
そう、ご理解ください。

「今年も楽しみにしています」 と、エールを既にくださった方。
ご期待にそうことが今年はできず、実に申し訳なく思います。
さらに稀に見る不況が蔓延する世情を鑑みますと、
現在休会とするのはどうかと思われる方も居られることでしょう。
どうか敢えて今年と来年はコンサートを休会させていただくことを、
ご了解ください。

次は平成 23 年の春に山村サロンにて再会することを願いつつ、
新たな展開を模索して行こうと思います。

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