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認定NPO法人ワンデーポート 

QアンドA

Q.ワンデーポートはどんな活動をしているのでしょう。
A. 主な事業は4つです。
     ・ ギャンブルに問題がある人への支援。
     ・ 家族セミナーの開催。
     ・ 社会啓発事業、フォーラムの開催、マスコミなどの取材対応
                (テレビ取材はお断りしています。)
     ・ 『ワンデーポート通信』の発行(毎月)、書籍の発行。


Q.入寮するための手続きはどのようにすればいいのでしょう。
A. まずは、家族からワンデーポートに電話をもらいます。その後に本人から電話をもらいます。最低3ヶ月はプログラムを受ける意思があるかを確認します。そして、これまでの生活歴などを聞き取りをおこなってから来所してもらっています。来所時に、住所や名前、ご家族の連絡先を記入してもらいます。身分証明書は不要です。入寮の場合、一ヵ月分の初期費用(交通費・食費・ウィークリーマンション代・寮費・入所費)として22万円が必要です。


Q.ワンデーポートに入所するとどのような支援が受けられるのでしょうか。
A. ワンデーポートでは、利用者一人ひとりの特性により、個々の目標を立ててプログラムを受けてもらいます。個別面接、グループセラピー、日常生活などから目標を設定します。その目標に向けて、必要な助言を行います。発達障害がある人に対しては、本人の意思を確認して、障害支援関係機関への付き添い、就労支援、ワンデーポートから出た後の金銭管理等生活支援も行っています。


Q.ワンデーポートの利用者でいちばんはまってきたギャンブルは何でしょうか。
A. パチンコ、パチスロです。


Q.ワンデーポートでは「ギャンブル依存症」ではなく,「ギャンブルの問題」と言っているのは何故でしょうか。
A.私たちは、生活能力に起因する過度のギャンブルと、病的ギャンブルの問題は別けて考えています。前者はギャンブルをやる前から金銭管理や生活能力の課題を持っている人で、後者はギャンブルをやる前は仕事や家庭生活がしっかり出来ていた人です。生活能力に起因した過度のギャンブルである人の場合は、「病気」を回復させるという考え方ではなく、生活スキルをアップさせ、苦手なことに対し支援を受けるという具体的な課題解決に主眼をおくべきだと考えています(GAへの参加は不要です)。
 ワンデーポートでは、いわゆる「病的ギャンブラー」にはGAを勧め、生活能力に起因する人は発達障害の評価を受けてもらった上で、金銭管理等その人に必要な援助を行っています。つまり、ギャンブルにはまっていてもその背景は多様であることを知ってもらうために「ギャンブル依存症」という言葉を使わないことにしています。

Q.依存症は病気なのだから、病院で治すのではないでしょうか。
A.依存症専門と言われている病院やクリニックでは、生活能力に起因するギャンブラーも、病的なギャンブラーも十把一絡げただGAや回復施設に行くことを提案されるだけです。ギャンブルをやる前から生活上の問題がある人は、表面上は「依存症のような状態」であったとしても、根本的には問題は「病気」ではありませんので、通院や入院では問解決にはなません。ギャンブル依存症と診断され、クリニックに長期的に通っているにもかかわらず変化がない場合、見立てそのものを変える必要があるのかもしれません。ワンデーポート関係機関とのネットワークをいかした再評価をすることも可能ですので、ご相談ください。


Q.ギャンブルをやるために盗みを繰り返しています。警察にも何度も捕まっています。盗癖としての治療が必要でしょうか。
A.平成21年の刑務所の新規受刑者のうちIQ70未満である人は(知的障害がある人は)23,1パーセント、IQが70〜79の境界知能と言われる人が21,5パーセントと発表されています。これらの人のほとんどが窃盗事犯です。日本の社会では軽度知的障害に対しての認識が薄いために、軽度の障害であるために必要な支援が受けられていません。そのために、盗みを繰り返している人は多いと言われています。盗癖を依存症のようにとらえることも可能ですが、知能テストを受けてもらいIQが低い(80未満)ようでしたら盗癖だけの問題と考えずに、その人の生活課題に沿った福祉的支援をまずは考えるべきだと思います。


Q.ワンデーポートに行かなくても、GA(ギャンブラーズアノニマス)に行けばよいのではないでしょうか。
A.ワンデーポートは当初GAの考え方を指針としていましたが、多くの利用者の皆様に出会うことで考え方を変えました。パチンコやパチスロに依存している人は、パチンコやパチスロに出会う前から金銭管理が苦手であったり、仕事でストレスを抱えている人が少なくありません。そのような背景がある方にはギャンブルそのものの問題ではなく、人生全体を変えていくような支援が必要だと考えるようになりました、ただ、GAに参加していれば、回復するということではなく、一人ひとりの課題に合わせた人生全体への支援が有効だと考えています。もちろん、GAで回復する人もまますので、GAそのものを否定はしていません。


Q.統合失調症で通院しています。パチンコにはまってしまっていますが,ワンデーポートは利用することができるか。
A.投薬と生活の安定が優先されたほうがいいと思います。ギャンブルの問題と考える必要はないでしょう。


Q.「底つき」しないとダメだといわれたのですが,本人がその気になるまで待つしかないのでしょうか。
A.「底つき」とはミーティングや支援を受ける中で感じるものです。状況的に底をついて本人がその気になるのであれば、刑事事件を起こしたり、自己破産を経験するなど、状況がひどい人ほど回復できるということになります。しかし、実際には、ひどい状況になって本人が助けを求めることは稀です。ほとんどの人は家族に言われて嫌々ながらワンデーポートを利用し、その中で「底つき」を経験します。状況的に悪くなるのをただ待っているだけでは、悪循環から解放されることはまずありません。また、生活能力に起因するギャンブラーは社会生活自体に困難を抱えているので、「突き放し」「家を出す」という介入の方法は何の役にも立たないばかりではなく、窃盗などの刑事事件を引き起こすリスクを高める可能性もあります(もちろん底つきにはなりません)。
 もしご家族がワンデーポートを利用させたいとお考えであれば、その人にあった介入が必要となりますので、ワンデーホートに電話でご相談ください。


Q.発達障害と診断されましたが、ギャンブルに問題はありません。仕事が長続きしないなどの問題を抱えていますが、ワンデーポートを利用できるのでしょうか。
A.私たちにお手伝いできることがあれば、利用してもらうこともできます。ただ、発達障害と一言で言っても多様ですので、一度お電話でご相談いただければと思います。

Q.ワンデーポートの運営資金はどこから出ているのか。
A. 皆様からの寄付と,利用者の利用料,助成金(※1)が主な収入です。
   ※1 過去の主な助成金(年額100万円以上)
       トヨタ財団(2002年度)
       中央共同募金会(2002年度〜2004年度)
       かながわボランタリー活動推進基金21協働事業(2003年度〜2007年度)
       独立行政法人福祉医療機構(2008年度・2010年度)
       東京都遊技業協同組合(2009年度・2010年度)


Q.カジノ問題についての意見は。
A. ワンデーポートで、カジノやパチンコ反対の社会運動をしたら、「ギャンブルの問題がある人の回復の支援」という目的がぼやけてしまう危険性があります。また、「ギャンブル場さえなければ」という考えは自省することの妨げになります。ワンデーポートはカジノやパチンコその他のギャンブルに賛成も反対もしません。




認定NPO法人ワンデーポート

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