鉄道写真の部屋2号室

惜しまれつつ姿を消した線路、名鉄美濃町線と谷汲線。
開業以来ほとんど姿を変えないで廃線になった両線区
の写真をさらに公開することにしました。


ローカル線


ローカル線は走り続けた。 まだ暗いうちから雨の日も雪の日も。


 写真1

電車が近づいてきたが、踏み切りの高校生は平気である。
  止まることがわかっているのでいつものことなのだろう。



 写真2

この駅の近くには高校があって通学に利用していた。
しかし、だれひとりとして踏切を渡る者はいなかった。



 写真3

今はなき美濃町線のエース。 鉄道線と併用軌道の相互直通できる車両だ。
細長い面構えがなんともユーモラスだった。



 写真4

陽炎がたつ暑い夏の日、電車が終点に着いた。 駅長さんは何を話しているのか。



 写真5

雪の日も電車は走っていた。 行く手がかすむ。
このわびしさがローカル線の魅力でもある。



 写真6

きょうは寒かった。 途中の乗換駅まで来ると雪が降ってきた。
早く電車が来ないかな。 構内踏み切りにはむしろが敷いてあった。
こんな心づかいもローカル線ならではだった。



フォトギャラリーへもどる

トップページへもどる