特集 EOS10Dで撮影した北海道の風景
さる7月15日からの北海道撮影の作品を紹介します。
雨、曇そして霧という良くないと思われる条件での撮影になりましたが
情感あふれる、しっとりとした風景はこういう天気ならではのもの。
晴れた日よりも、むしろ絵になるほどでした。
写真1
まさに霧の摩周湖。 雨が降っていて、ここに来たときは
何も見えない状態だったが、ほんの一瞬だけ湖面を見せてくれた。
写真2
急な丘に広がる麦畑の頂上にに突っ立つ木が霧によって
いっそうさびしげに感じる。
白い空を多く画面に入れることによってそれをさらに強調してみた。
写真3
道端の畑には整然と作物が植わっていた。
葉の緑と土の黒のコントラストがきれいだったので撮影した。
写真4
広い草原の向こうからエゾシカが、こちらを見ていた。
脅かさない様に注意しながら手ぶれ防止機能の超望遠レンズで
撮影した。 機能は見事に発揮されている。
まもなく、この鹿は森の中に消えて行った。
写真5
きれいなパッチワークの畑の中に古い小屋があった。
これは、もはや日本の風景ではない。
写真6
このような風景は至る所で見ることができた。
風景に撮らされない様に気を使う所でもある。
写真7
麦畑の中には、トラクターが入ったあとが続いている。
この線を画面の中にアクセントとして配置してみた。
写真8
道路沿いに馬がいる。 こんな風景も北海道ならでは。
黙っていては馬は動かないので、うまくコミニュケーションをとって動いてもらった。
写真9
ジャガイモ畑の奥には違う作物が印象的なストライプ模様を描いていた。
絞りを開け気味にしてこれを純粋な背景として生かしてみた。
写真10
畑の中の木は丘の上だけでなく、谷間にもあった。
麦は穂と茎もストライプ模様になっていた。
このストライプとパッチワークの模様が北海道の丘風景である。
この丘の風景は南フランス、プロバンスの風景に似ているそうである。
いつか、行ってみたいものだ。
少しでも多くの写真をアップしたいため、各写真は小さいサイズに
なっています。 少し見にくいですが、ご了承下さい。
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