惜しまれて廃止になった谷汲線、ここはメルヘンの鉄道とも形容され開業以来
そのまま時間が止まっているかのような世界が広がっていました。
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緑に囲まれた線路を電車は走った。 車体を揺らし、モーターを唸らせて。
写真2
普段は閑散とした駅も桜ともみじの季節は賑わっていた。 そう、ここは桜の名所でもあったのだ。
写真3
途中の交換駅で対向の電車を待つ。 この時間もここではひとときの休憩だ。
写真4
足音が近づいてくる、遠くから近づいてくる。 ゴーッ、一瞬だった。 老兵は全力で駆け抜けて行った。
写真5
こんな電車にも若者が乗った。 どこへ行くのか。
こんな、電車でも地元では大事な足だったのだ。
写真6
冬になるとよく雪が降った。 電車が走り抜けたあとの踏み切りははすぐ人が渡りだす。
写真7
降り続いた雪がやんだあと久しぶりの太陽が顔を出した。 古い車体も輝いていた。
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