今後、生涯ただ一台しかバイク乗ったら駄目。何を選びますか?
と問われたら、僕は間違いなくハンターカブにするやろな。
これほど日本の土壌に合ってオールラウンドなバイクは自分の中では
ないかな〜 スタイル良し・エンジン丈夫・そこそこなパワー・燃費
良し・林道行ける・ロングツーリング問題なし・原付扱いで経済的。
仕事、遊びとオールラウンドにこなしてくれる、素晴らしいバイクだと思
っているんですよね。
ハンターカブの歴史をさかのぼっていくと1961年の11月、最初はC100
をベースにリアのスプロケットやFフェンダー・ブロックパターンのタイヤ
などを変更したC100H(Hはハンターの略)が発売。これが最初のハンタ
−カブである。
アメリカなどでは人気はあったみたいだけど、日本ではいまいち人気は
なく市場にはあまり出回っていない。
その後1964年にC200のOHVエンジンベースのCT200が発売される。
この頃のリアスプロケットは小さいのと大きいのが一緒に付いてて、大
きいのに変更したい時は、チェーンのコマを足して変更するという中々
意気な装備が付いていた。個人的にもこのCT200のスタイルは好きだ。
その後、今のスタイルにかなり近いCT90となる。
しかしCT90は国内販売はされず、輸出のみとなる
エンジンはCS90系のOHCエンジンになり、エアクリーナーは左のタンク
横あたりに移動し、空気の取り入れはリアキャリアの所からだ。
川など渡る時にエンジンの中に水が入ってこない様に設計されたのだろ
う。日本では川渡りなどに使う事もほとんどないだろうが、米国や豪州あ
たりでは重宝されたのだろうか。
1981年に排気量が110ccとなって再び国内販売されるが、やはり人気
はあまり出なくて短命に終わってしまう。
狩猟系バイクは他にもヤマハAG200や縦型エンジンのCT200(200cc)
などもあるが、やはりCT110系のスタイルにはかなわないかな。
物騒ではあるけど、自衛隊や海外の軍隊などにも使われてても良さそう
なバイクでもあるが、そういう資料もないので使用されてはないのだろう。

こんな感じのもありでしょう^^
ハンターカブ系は自動遠心クラッチなので、手動クラッチも面白いかなと
も思い。あともう少しオフロード性能をアップしたいなとも思い、暇をみて
製作を試みています。

エンジンは何かクラッチ付きのを見つけてきて、とりあえず仮装着
特に不具合っぽい箇所もなくいけそうだ。

ベアリングはしっかりしてそうなので、クラッチ・ピストンなどなどを
新品にしヘッドは入念にオーバーホール。

中々作業は進まないが、とりあえず外装はからし色みたいな黄色系に。
この色もハンターには似合うと思っている。

このエンジンはバッテリー点火の為に、ハーネスは自作する事に。

中々面倒くさい作業でもあるが、大事なところでもあるので、
気は抜けないね。

リム・スポーク・タイヤも新品に。Fフォークはノーマルは柔らかすぎる
のでちょっとした秘策で程よい硬さに。リアも気持ち長めの純正サスに。
だんだん形が見えてきた。

このエンジンのヘッドにはCT110のマフラーはポン付けは出来ず、
少々いじって取り付けしないと駄目でした。
ハンドルスイッチ配線も少々苦労したけど、ほぼ完成かな。
この前の阿蘇へのツーリング300Kmも問題なかったのでOKでしょ〜

何故かスーパーカブステッカーとか貼ってるし。。。

本当はやぶこぎ出きるカブをと思ってこのクラッチ付きハンターの
製作を思いついたんだけど、いざ作ってみるとこれでやぶこぎに
行くのは勿体ないかな^^;
でも林道ツーリングあたりだと、十分楽しく行けそうな感じに
仕上がりました。
売りには出しますのでご一報くださいませ。
売れてしまいましたが、あまりにも自分的にもピッタリなバイクだった
ので、同じようなのを製作したいな〜