水田玉雲堂 唐板 |
歴史の重みを感じる素朴な純和風焼菓子! 京都市 上京区 水田玉雲堂 『唐板』 1箱:¥1,260−(税込) ※1箱:41g×2袋 1袋約40枚入っていると思います。 今回は京都市 上京区 上御霊神社前にある 水田玉雲堂の焼菓子 『唐板』をご紹介します。 この唐板 小麦粉、砂糖、卵、塩だけで1枚づつ 手焼きで焼いた素朴な焼菓子です。 薄く1枚づつ焼いた焼菓子です。本当に素朴です。 しかし、この素朴な焼菓子がなかなか上品なおいしさ なのです。 パリパリとした歯ごたえ、何ともいえない上品な甘さが にじみ出てくる旨さ、後味のさわやかさ、このお菓子の 奥深さをそこに感じざるを得ません。 私が『唐板』の気持ちを代弁するとすれば、『違いの分かる 人には分かってもらえる。』『素朴だけに人知れず努力をしています。』 といったところでしょう。 それもそのはず、創業を水田玉雲堂の奥さんにお伺いすると、その 言葉にびっくり!『応仁の乱の後ですから、500年以上前ですね』 500年以上も続いているとは、驚きですね。 そしてこのお菓子のルーツを探ると、清和天皇が863年に厄病よけの 御霊会を行なわれ、その時、庶民に配られた『唐板煎餅』に由来して いるそうです。 この御霊会が応仁の乱で途絶え、その後、水田玉雲堂の祖がその製法 を調べ、再興されたのです。 明治維新までは、皇室に皇子が誕生すると120日目にこの上御霊神社に 参詣され、その際必ずお買い上げされたようです。 まさしく『継続は力なり』、何百年もの歴史の重みが、素朴でありながら 他に真似のすることのできないお菓子を作りあげていると思います。 クッキーもおいしいのですが、この純粋な和風焼菓子も食べてみて下さい。 きっと、皆さんの味のバリエーションが広がると思います。 水田玉雲堂 〒602‐0895 京都市上京区上御霊前町394 TEL(075)‐441‐2605 URL:http://gyokuundo.com/index.htm |
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