●隊長のちょっと気になる話

  今、バターの品不足が深刻な状況になってきています。

  街の洋菓子屋さんもバターの確保に四苦八苦されておられ、
  ひょっとするとショーケースから洋菓子が消えることも、あながち
  噂だけでは済まされない状況になってきました。

  2年前の牛乳余り現象に発端があります。

  テレビでも北海道庁の職員が3時に牛乳の消費拡大に向けて
  自ら飲んで、必死のアピールをされておられたあの映像…

  皆さんも記憶に残っておられると思います。

  その時に一方で穀物のバイオエタノールへの転用の流れが…

  この両方の流れ、食品や農業現場に携わっている者なら
  大体知っていた情報で、農政現場でも分かっておられたと思います。

  大事なのは、この2つの事例から未来を予測すること。

  穀物の価格高騰の一方で、牛乳の生産減少が影響する
  バター等の乳製品の品不足に対する予見可能性。

  起こったことは仕方がなく、この教訓を糧にして、
  他の事例にも適用できるケーススタディとして
  情報を分析し、データ蓄積を行うことなのです。

  それを今後起こりうる事象の予測に応用し、
  起こりうる危難を最小限にとどめることが肝要なのでは…

  身近なまちかどの洋菓子屋さんのショーケースから
  世界的な食料事情も垣間見えますね…(ペコリ)

  (2008年4月29日)
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