妖魔忍法帖 87年 日本物産

コンシューマ情報・・・残念ながら未発売。

妖魔忍法帖の登場です。
最近、日本物産ってHなDVD麻雀ゲームしか出さなくなっちゃってるけど、80年代から90年代前半までは麻雀ゲーム以外のゲームも数多くリリースしており、特に面白かったのがシューティングゲーム関連。ムーンクレスタ(80)なんかは大変有名ですね。
地味だけど味わいのある日物ゲームは、ちびっこの間でも人気がありました。

さて、今回紹介する”妖魔忍法帖”ですが、これは”戦場の狼(84 カプコン)タイプのアクションSHTで、八種類の忍法の使い分けが攻略のポイントになってるのだ。

因みに、その八種類の忍法は時間制限制で、金の観音様みたいなアイテムを取ることにより時間延長できる上、その時間内なら全ての忍法が使いたい放題!このシステムが妖魔忍法帖の面白さの秘訣かな!?しかもそのアイテムは何時でも何処でも地面から生えてくるので、あせってとる必要もない。

あと、このゲームの特徴はゲームテンポの速さ。あっという間ラスボスまで行けてしまう上、難易度も低い。
初心者やちびっこに人気があったのは、この事が大きく関係していると思います。
とにかく、このゲームは弾除けを楽しむタイプのゲームではなく、忍法を使いまくり敵をなぎ倒す爽快感を追求したゲームなのだ。


このゲームは、雰囲気の怪しさも見逃せません!
敵キャラのデザインも、当時の日本物産ゲームは優れていました。
特にインパクトが強いのが、最終面の手前に出るメデューサみたいな”首だけ女”、このキャラはダメージを与えるたび顔が崩れていく演出があり、ちょっと怖い・・・

当時の出回り状況ですが、 妖魔忍法帖は結構出回りが良かったように思います。
そして日物のシューティングは駄菓子屋の定番ゲームで、私もムーンクレスタ・テラクレスタ・アマテラス等、駄菓子屋の軒先で遊びまくりました。駄菓子屋のゲームは20円だったのですが、20円分以上は確実に遊べていたと思いますね。