燃える漢(おとこ)のアイテム
このコーナーは、マニアックな管理者が勝手に選ぶ男の一品や、思いで深いアイテムを紹介します。

ラジオは最高! ”SONY ワールドバンドレシーバー”
家はともかく、車でもラジオを聞かない人も沢山いると思いますが、私はラジオが好きです。
情報メディアの主役はテレビとインターネットに取って代わられてしまいましたが、ラジオにはそれらと違う情報がいっぱい詰まってるし、何よりも面白い! そしてお手軽!

そんなラジオ好き必携とも言えるアイテムが”ワールドバンドレシーバー”なのです。
ワールドバンドレシーバーとは、所謂高性能なラジオの事なのですが、皆さんはラジカセでも良いではないかとお思いでしょう。でも、それには理由があるのです。

私の住んでいる田舎では、基本的に受信できるAM局は”ラジオ福島””NHK第一””NHK第二”の3局だけで、他の局はほとんどまともに受信できません。夜間は受信可能ですが、聞くに堪えない状態です。何年か前、文化放送で”三石琴乃のエーベルナイツ”というテレビゲームの”エーベルージュ”をフューチャリングした番組があったのだが、それを聞くためには普通のラジオでは雑音が酷くて駄目で、色々手持ちのラジカセ等で試したのですが良い結果は得られず・・・ そんな理由から高性能ラジオは必要なのです。
普通のラジオとの違いは使ってみると歴然! 今まで受信できなかった局が見事に受信できるようになります。これには感動させられますよ! それに電波選局の精度が非常に高いので、今まで他の放送電波と混信しで聞き難かった放送も見事に受信できます。おかげで私も田舎に居ながら”ニッポン放送”や”文化放送”を楽しんでおります。(昼間はやはり厳しいが、夜はバッチリ!北海道や大阪の放送も受信可能)

「アニラジ聴きたいけど、受信できない・・・」と・お嘆きの方、ワールドバンドレシーバーを使ってみてはいかが?田舎でアニラジが聞ける上、ラジオの楽しさを再認識させてくれるアイテムですよ。

因みにお値段なんですが、ちょいとキツメで2万以上します・・・ ラジオにそれはキツイとお思いでしょうが、そこから受ける恩恵を考えたら安いと思いますけどね。 私は4万円で買いました。

恐るべし、ファミ魂・・・ ”ファミコンロッキー”
ファミコンロッキーは、私が小学生の頃コロコロコミックに連載していたマンガで、その名の通り、ファミコンを題材とした作品です。

この作品はよく”ゲームセンターあらし”と比較される事が多いのですが、私にとっては二つとも好きな作品ですし、共にゲームマンガのパイオニアだと思っていますので、比べるなんて出来ませんけどね。

さて、ファミコンロッキーを知らない方の為、簡単に説明しますと。主人公”轟 勇気”が、ファミコンゲーム対決で数々の難敵を倒していくと言う単純な物語。
だが、戦いは毎回熾烈を極め、指がら鮮血を飛び散らせながら必殺技”必殺50連打”を炸裂させる事なんか毎度の事、24時間耐久”バンゲリングベイ”対決だとか、病院や新幹線に取り付けられた爆弾を除去すべく”スターフォース”でバトル等、変なエピソードてんこ盛り!  でも意味なく熱い! これが面白いだよね。

あと忘れちゃ行けないのがインチキ裏技! このマンガには実際のゲームには無い裏技が数多く登場し、当作品は全国のちびっこファミコンファンを混乱に陥れた罪作りな作品でもあります。
当時、ちびっこであった私も、ファミコンロッキーのインチキ裏技にはかなり踊らされました。
特にスパルタンXの裏技(24面に真のラスボスが・・・)は、真実味があり、騙されたちびっこは多数存在したと思われます。

その他に、ファミコンロッキーの魅力を語る上で忘れちゃ行けないのがお色気シーンの多さ!
とにかくヒロインがパンツ見せまくり! 普通に立っててもパンチラしてる始末。
当時はお色気よりファミコンだったので、あまり気にしなかったが、今見ると凄い・・・・・
後半のエピソードは自粛したのか!? はたまた編集部からのクレームか!? 落ち着いてますが、
前半のエピソードはパンチラのオンパレード! 連載誌がコロコロとは思えません。でも、そんな事が気になるなんて、俺、汚れてるなぁ。

そんなファミコンロッキーですが、俺にとっては愛すべき作品だし、当時のファミコンブームを象徴したマンガだと思います。

現在、ファミコンロッキーは朝日ソノラマから復刻版が出ています。一読してみてはいかが?
続編のアクションロッキーは、月刊アクションリプレイにて連載中! 絵柄が変わり、演出も淡白になってしまっていますが、ファンにはたまらない作品です。(お色気度がアップしてるし)

我が家のビデオはベータマックスでした。 "ベータビデオ"
アニメや映画ファンなら、ビデオは必須アイテム! ないと生きて行けない方もいると思います。
現在、ビデオと言えば"VHS規格"を指しますが、以前はVHSの他に"Beta規格”が存在し、全く互換性のない2つの規格は激しい市場競争を繰り広げていました。(知っての通り最終的にはVHSの圧勝)
私の家は、早い時期からビデオがあり、物心付いた時にはビデオに慣れ親しんでいました。そのビデオがベータ方式のビデオだったのです。

当時、ビデオカセットが非常に高価だった為気軽に買える物ではなく、テープが壊れるのではないかという位重ね撮りを繰り返しながら使ってました。
それ故、録画する番組選定もシビアで妹と喧嘩になる事も・・・
しかも、家にあるテープの本数も10巻そこらなので、秘密裏に自分が保存目的でとった番組に親が勝手に重ね撮りしたり、妹が気に入っているヤツを俺が秘密裏に重ね撮りし抹殺する・・・なんて事も数多く発生しました。
それ位ビデオテープが高価で、貴重なものであったのだ。

その後、私が小学校高学年になってくるとビデオテープの価格も以前より下がり、自分のおこずかいで買える位になりました。(それでも現在のVHSテープの10倍位の値段)
おこずかいを貯めてはビデオテープを買う、そして好きなアニメや映画を録画し、好きな時間に好きなだけ見まくる! 当時の私は、まさしくビデオの虜でした。

そんなこんなで小学6年のある日、我が家で三代目のビデオデッキ購入の話が持ち上がりました。そこで論点になったのが、今までと同じベータ方式にするか、それともVHS方式にするか・・・
親はVHSにするつもりだった様だが、俺としては「VHSにされては録画した”うる星やつら”が観れなくなるではないか!」という事からベータ方式をゴリ押し。それが叶って3代目もベータ方式を購入する事に。
しかし、この事が後々響いてきます・・・

私が中学生になると、ビデオデッキはかなり普及してきており、しかもVHS方式の普及が目覚ましく、ベータは完全に劣勢に立たされてました。始めの内はそれほど気に留める事でもなかったが、レンタルビデオが状況を一変させた。
自転車で20分程の所に大きなレンタルビデオ店が出店。私も会員になったのだが、レンタルしている殆どがVHSでの供給で、ベータのソフトが少ないのだ。この時程VHSを羨んだ事はなかった。このレンタルビデオの問題により、我が家にもVHSビデオという運びになり、中2の時、遂にVHS方式ビデオが我が家にやって参りました。この事により我が家も徐々にベータからVHSに移行していく事になります。

だが、私は慣れ親しんだベータ方式を捨てる事が出来ず、VHSを使いつつも、保存版ビデオにはベータを使い続けました。
私が高校生になると、ビデオは一般的になっており、友達との間でビデオの貸し借りが盛んに行われました。そんな時に知り合ったのがRYU君。RYU君は私以上にマニアックで、ゲームやアニメに詳しかった。そんな彼が私の数百本に及ぶベータビデオライブラリーや、新しく購入したEDベータビデオデッキ(EDV9000)に興味を示し、RYU君自身もベータユーザー(東芝製)だった事から私とRYU君はベータビデオでアニメの貸し借りをする様になりました。その事が他のアニメ友達に感染し、更にはベータビデオデッキ購入者が出現する程にまで発展する事に!
そしてベータビデオは仲間内で ”アニメオタクの必須アイテム”という妙な地位を築きました。

それから10年以上経過した現在、メインのビデオデッキはD-VHSに移行しており、ベータは20年以上に及ぶ役割を終え、私の部屋のテレビ台の中で、SONYによってオーバーホールされたEDV9000は静かに余生を過ごしております。
最後に、私はベータマックス生産完了のニュースを聞いた時、マジでショックを受けました。いつかは来ると思ってましたが、自分の予想より早くこの日が来てしまうとは・・・ 
私にとって SONY=Betamax だったので、ベータマックス亡き今、私が好きだったSONYは以前のSONYでなくなった様な気がしてならない今日この頃です。



貴方はCRT派!?
最近、液晶ディスプレイに押され、めっきり元気がなくなってしまったCRT市場。

皆さんは何派? 私はCRT派です。最近の液晶は性能が良くなってはいるものの、見る角度を変えると色がつぶれて違う色に見えてしまう。これが私は嫌なんだよねぇ。
イラストに色を塗ってる時なんか、ちょっと不安になる。

あと、最適解像度以外ではボヤけた映像になるのも嫌!ゲームで遊ぶ時、フルスクリーンで表示させると凄くボヤけてるんだよね。やっぱりゲームは大きい画面でカッチリした映像で楽しみたい!

ノートパソコンは仕方ないにしても、デスクトップではCRTの方がいいと信じてやみません。だが、現在売られているCRTディスプレイはどうもいまひとつ。 ナナオやソニーもCRTに力を入れなくなっちゃってるし・・・

この次、パソコン買い換える時どうしよう・・・ 20インチ以上で5BNC入力のCRTの入手は出来るのであろうか。心配だ。


D-VHSを愛用しとります。

巷では、DVDレコーダーがブームになっていますが、私はまだ持ってないんだよね。

でも、D-VHSハイヴィジョンビデオレコーダーは持ってたりします。皆さんの中には、「D-VHSってなんじゃい!」と・お思いの方も居られると思いますので、ここで簡単に説明しときます。

D-VHSとは、デジタル録画方式のVHSビデオで、デジタルBSハイヴィジョン放送や、デジタルCS(スカパー)等の映像をデジタルのまま記録する事が出来ます。
よって録画された映像のクオリティーは、家庭用ビデオレコーダー中最強を誇っております。

ちなみに現在主力と成りつつあるDVDビデオレコーダーは、ハイヴィジョンに対応してなく、デジタル放送を録画する際にもアナログ信号しか入力出来ないので、ディスク記録の際にアナログ信号をデジタル圧縮データに変換し記録します。
従って、デジタル放送のクオリティーを維持する事は出来ません。

あと、D-VHSのうれしい所はランニングコストの低さ。テープ一巻に30GB〜40GBのデジタル映像を記録できるので、DVD並みの映像で4〜5時間の録画が可能なのだ。そして、デジタルBS放送等では、映像の他にデータ放送も同時にしていたりするが、それらのデータもD-VHSは記録できます。

とにかくD-VHSとは、テレビ放送を余す所無く記録できるデジタルビデオテープレコーダーなのだ!

だが、残念なのはDVDに押されまくり、テープの入手難度が若干上がった事。
私の住んでる所は田舎なので、D-VHSのテープが置いてある店って少ないんだよね。いつもテープ買ってた電気屋さんもD-VHSテープの取り扱いやめちゃったし・・・ (S-VHSのテープでも何故かD-VHS録画できるのだが、映像記録の信頼性が落ちてしまうのは嫌だ)

EDベータビデオの時と同じように、入手が極めて困難にならない事を願います。

その前にブルーレイビデオディスクレコーダーに買い換えしようかな!?


MacでGo!
現在、パソコンと言えばWindowsマシンが主流だが、世の中にはマッキントッシュを愛用する方も数多くいます。
私も一応Macユーザーなのだが、Macファンの一部に見られる狂信者ではありません。(Windows使ってるし)

だが、MacにはWindowsマシンとは違い、大きな魅力に満ち溢れたマシンである事は事実なのだ。

MacはよくDTP業界で重宝されるマシンで、何やらクリエーターの心を揺さぶるオーラが感じられます。
プロでなくとも少しばかりの絵心があり、「パソコンで落書きしたい!」と思ったらMacを選んでみてはいかが!?

カラー表示関係とか、グラフィックス処理に関してはWindowsには無いこだわりがある所が私は好きです。

私が思うにMacの欠点はゲームソフトの少なさかな!? それ以外はとても優秀なマシンですよ。

あと、熱心なMacファンやDOS/Vファンには気難しい人が結構いたりします。熱心なMacファン・DOS/Vファンの方、お互いに理解しあい、仲良く共存していきましょうね。

愛すべき16ビットケームマシン ”メガドライブ”
私はかつての”セガ・エンタープライゼス”のゲームマシン”メガドライブ”が、今まで登場したあらゆる家庭用ゲームマシンの中で一番好きだったりします。
メガドライブが発売されたのは、たしか私が中学2〜3年の頃だったと思います。私は基本的にゲーセン小僧だったので、当時、殆どのアーケードゲーム基板に使用された16ビットMPU(モトローラMC68000シリーズ)を搭載し、尚且つFM音源のメガドライブには物凄い魅力を感じ、速攻で飛びついた記憶があります。

だが、当初少ないおこづかいを工面し購入したゲームにクソゲーが多く、かなりダメージを食らいまくりましたが、アフターバーナー2とソニック・ザ・ヘッジホックの発売によりメガドラ市場に火がつき始めると、私は周りから一目置かれるメガドラユーザーになっとりました。(スーファミ購入しませんでした)

正に、メガドライブは私の青春の1ページを飾ったゲームマシンでありました。

因みにメガドライブのオプションであった”メガCD”も発売日に買いました。(高校の時、アルバイトして買った)
そのメガCDなのだが、ある日トレイが出てこなくなり、自力で修理すべく分解したら余計にダメージを与えてしまい再起不能になってしまいました・・・ガッカリ
中古のメガCD(2じゃないヤツ)を探しているのだが中々見つかりません。凄く欲しいんだけど・・・

超ド級ゲームマシン!”NEO・GEO”
高校2年生の頃、何かの雑誌(オタク系である事は間違いない)に、中堅業務用ビデオゲームメーカーのSNKから、業務用システム基板”MVS"と、MVS互換家庭用ゲーム機”NEO・GEO”発表の記事が目にとまった。俺はその時の興奮!が今でも忘れられません。
それから数ヵ月後、「MVS筐体が学校の近所のレンタルビデオ店に設置される」との情報を入手し早速店へ! 店内には10台位のMVSが運び込まれている最中で、私と友人2人でその作業を手伝う事に。おかげでSNKの方からNEO・GEOのメモリーカードとステッカーをもらった事は思い出になっております。

そしてまた数ヵ月後、いよいよ家庭用NEO・GEOが発売。私は、町工場でプラスチックの茶碗を作るバイトで汗を流し資金を貯め、遂にNEO・GEOとソフト「ASOU」「キング・オブ・モンスターズ」を手に入れるのでした。

そして93年、餓狼伝説スペシャル、サムライスピリッツ等の大ヒットにより、NEO・GEOは急速に普及して行く事になります。

それから10年以上の年月が過ぎ、 現在、SNK亡き後、意思を受け継いだSNKプレイモア等のメーカーによりソフトは発売されつづけましたが、2004年3月発売の「侍スピリッツ零スペシャル」を最後に、NEO・GEO10余年の歴史に静かに幕を下ろされました。
アーケードの歴史においても、これほど皆に愛されたシステム基板は今後現れる事はないと思います。