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トークショー 私の出品作品 naoコレクション
★金山明博 原画展 サイト★
http://kanayamaakihiro.web.fc2.com/index.html
行ってきました14日!!
埼玉県新狭山にて開催中の金山先生の個展!!

mixiにてお付き合いしていただいている仲間たちと10時30分目安に、会場にて待ち合わせ!!
出展祝いの花束を頂いたり、寄せ描きちーちゃんをその場で描いてもらったりと、金山先生はじめ、スタッフ登場迄の空き時間は、マイミクさん達と、ギャラリー隣接の喫茶コーナーで懇談会!

展示会場ギャラリー麦はこんな感じの作りです!

撮影禁止ながら、自分のだけは記念に撮影しちゃいました・・・^^、

12時過ぎになって金山先生登場!!
先生遅すぎ!!!
(実は9時には駅に到着していたのですが、トークショー出演の先生との連絡行き違いがあり、会場入りが遅くなっていたというのが真相でした)

トークショー参加の芦田先生、神村先生及び、まんだらけ関連で先生と親交のある本日お手伝いのスタッフの皆さん、そして虫プロ時代からの先生のお仲間のご友人たちが揃い、ギャラリー中央に設置されていた机が片付けられ、トークショー準備に・・・

この机に置かれていた作品が、写真1枚目に写っている「ちーちゃんサイン色紙」
他にも、コンV、豹馬、力石等の直筆色紙が置かれてました。
他、ポストカード3枚セットや、専門誌での金山特集のページをまとめた資料ファイル。
そして「撮影ご遠慮下さい」の注意書き!!
また、イラストをその場で描く事は出来ないが、名前のサインなら声をかけていただけたらといった事が書かれたボードが置いてあったんですが、トークショー準備の為、ごっそり撤収されてしまい、午後から来場された方は見れずしまい!!!

そんな事もあってか、注意書きまで撤収で、皆さん気づかずの無秩序状態の雰囲気そのままにトークショー開始!!
ちゃっかり私も、撮影させていただき、今回使用しちゃってます。
トークショー写真にて、後ろに小さく写っている作品が先生の作品です。
・・・で、2時間ぶっ続け、トークショーライブ!!
もうもう、オフレコとしか思えないような、凄い内輪ネタ続出で、爆笑!!
本当楽しかったです。

要点のみ掻い摘んで箇条書き・・・

1)遠近法(パース)虫プロ時代の作家は苦手とアニメ専門学校

一点透視って何?って荒木信吾さんから相談されたことがあり、どんなものか分かっていても、説明ができなかった。

二点透視、三点透視等、専門学校の学生に教えているが理解してもらうのが難しい。(神村先生)
即戦力で専門学校で勉強などしなくても実力ある学生もいる。
情報の少ない地方から仲間作りを目的として学んでいるようだ。

2)専門学校講師時代の話
学生に勉強を教えないで、展覧会用の作品作りをさせたとかでの裁判話(コレって有名な事件なのですか?今回はじめて知りました)や、入院中に看護婦さんにしかられながらの、作業や、GP受賞後に、そのお金は、受賞祝いの飲み会で使い切っちゃった事

3)芦田さんや、神村さんとの出会い
芦田さん:虫プロに入って孤立していた自分に金山さんが親しく接してくれたのが切っ掛け
神村さん:アリオンスタッフ等での温泉旅行の幹事を神村さんがやっていた事がきっかけ。

4)金山先生の嫉妬話あれこれ
@神村さんのアリオン原画の修正はほとんどされないのに、自分のは多かった。
(神村さん談:安彦先生の作風を学ぶいい機会と、必死で真似るようにしていた。金山さんは、キャラ表を見ていなかったり、細かいディティール等、大雑把だから・・・流石業界の姉御!神村先生きついです^^、)

Aダイモスキャラデに関し、安彦さんから聖さんのままのほうがまだいいって言われた!(これまたきついよYAS先生!!)

B他、二つぐらいあったはずですが、忘れてしまいました・・


5)アニメ原画の仕事を下りた理由
実力ある新人の擡頭が一番だったようです。
フォローとして芦田さんが、その時だけの作風であり、そういう作家は長続きしないと言っていた台詞が印象的でした。

トークショーの後の雑談として聞いた話として・・・
専門学校の講師をやっていたのは、今回の様な個展の資金を家族に迷惑かけずにやりたいといった夢があったからだそうです。

6)安彦先生
普段おっとりしているのに、仕事のスピードは本当早く、動画用紙を手元にもってくるスピードには仕事以外の普段を知っているだけにビックリ!

あしたのジョー作画当事に入ってきた新人だが、「辛い」と、こぼした言葉に対し「じゃあ、辞めたら」といわれたのにはビックリ!
神村さんフォロー)新人としてやる気いっぱいだった故に出た言葉だと思う。

コンバトラーV作画に対し、それまでロボットといえば、鉄腕アトムしかやっていなかった為、安彦さんにロボットの動かし方、描き方を教わった。

7)虫プロ時代の話
作画が終われば、お酒が好きで飲みにいけば、朝になっていたなんて事がしばしばあった。
芦田さん談)週刊誌で作画募集を見て入社。作画レベルも、この程度でいいならといった思いで入った。
サラリーマンなら、遅くまで飲んで疲れていても、翌朝は出勤しないといけないのに、この仕事はそうではなかったのも志望動機。

そういう話の一方で、当事は海外への受注依頼といったパイプも無いため、過労死してしまった仲間もいる。


・・・とまぁ、話盛りだくさんのトークライブ!!
2時間短すぎ!!もっと聞いていたかったです!!
・・・というか、トーク途中、私も前に出されちゃったりで、超緊張の時間でもありました!!恥ずかしい!!!!
この時、故長浜監督のお話しを少ししていただきました。
(長浜監督が、ファンを大事にされるエピソードは有名ですが、自分はそんな毎月やっているファンの集いに数回しか呼んでもらえなかったり、作画の仕事がおしているのに、ファンへのプレゼント用の色紙だけは依頼されたりで、本当は自分も、女子高生のファンに囲まれたかった等^^、)


と、この後30分休憩を挟み、ウインドシンセサイザーライブになるのですが、遅い昼食をマイミクのみなさんで、外のうどん屋さんでトークショーの余韻残しつつ懇談会!
ここで、会場迄応援に駆けつけてくださったマイミクの皆さんと別れ、再び会場に戻りました。

ウインドシンセサイザーって何?って思ってたんですが、その言葉にピッタリの美しい音色で奏でられる、名曲の数々にしばし聞き惚れておりました。
演奏者は、元虫プロにて先生と一緒に仕事をされていたお仲間の樋口さん。

ライブ終了後の閉会までの1時間、会場にきたお客さんや、イベント参加に声をかけて下さった漫画家のゆうき刹那さんとお話しをさせていただき、そのままこの場所で、金山先生のお友達と一緒に懇談会へ・・・


懇談会参加しての役得!!
1)持参した、コミックボックス(長浜ロボ特集号)にサインを筆ペンで入れていただきました!(写真1の一矢とエリカのページ)

2)ちずる色紙ゲット!!(写真1)

3)展示されている絵についての、技法や、今回展示会に関し、追加修正した箇所。
(透明水彩や、ポスターカラーを用いた技法で、展示にあたり、印刷等の媒体で使用された作品の多くは、加筆修正が入っていたりします)

4)荒木先生や、佐々門先生のお話

5)今後の活動として、漫画の投稿と次回の個展予定等!


・・・とまぁ、書き落としている内容も多々あると思いますが、こんな感じです。
長いレポート読んでいただきありがとうございました。



金山先生は、気さくで、明るく楽しい方で、私の作品に対しても、お世辞半分にしても、凄く喜んでいただけ、紹介して下さった刹那さんに恥かかせなくて良かったと、ほっとしている次第です。
ちーちゃんファン以外の、ちずるを知らない一般のお客さんにも、結構好評でした。子供がこの絵がいいって言ってくれた時は、ストレートに感動^^!


そんな人生最良の日!コンV 30周年ラストスパート!!
いい思い出になりました。