新刀 脇指・銘「摂津守源正友入道作」
 
(財団法人)日本美術刀剣保存協会・保存刀剣鑑定書附  

 本歌の鐔や刀装小道具を用いて拵を誂えました。鞘には当家家紋の「丸に立沢瀉紋」と「州浜紋」を金蒔絵で表しております。依頼先は「古美術 成蹊堂」さんにお願いしました。
また、画像も成蹊堂さんのご厚意により撮影をして頂き掲載しております。
この脇指を作刀した刀工の正友は、相馬中村藩(福島県)お抱え鍛治で、相馬氏は平将門とも縁があり、現在も行なわれている「相馬野馬追」は騎馬武者が戦国時代絵巻を繰りひろげ、その勇壮さは全国的に有名です。
 
「拵」
鞘・黒呂漆塗金蒔絵 
柄・(鮫皮)複合巻、(糸)蛇腹巻 
鐔・鉄地菊花図高彫喰出鐔
目貫・赤銅地金色絵ニ疋鈴虫図
縁頭・赤銅七々子地金銀象嵌秋草図
小柄・赤銅七々子地金色絵秋草鈴虫図
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