2005年1月1日
事故後、3回目のお正月を迎えてしましました。毎年実家に帰っていたのですが、この体ではそれどころではありません。普段なら「暇だからスキーでも行こうかなぁー。」と、思うのですが管理人の右足はその意志はありません。ただ思うのは2回目のEBPの事ばかりです。
あー待ち遠しい。


2005年1月4日
待ちに待ったH病院入院日です。いつもなら車での移動ですがこの日は公共機関を使用して病院まで行くがやはり電車での移動は辛いものがあります。満員で座る事も出来ず身動きさえ取れない状態でした。平塚駅についてしばらくホームで休んでから病院へむかいます。当日は頭のMRI(造影剤使用)の検査のみでした。今回は脳卒中センターではなく脳神経外科病棟であったので同じ低髄液圧症候群の人もいたので色々話しが聞け非常に参考になりました。


2005年1月5日
朝食後すぐにMRI検査を始めた。当初腰のMRIの予定だったが朝の先生の問診で首の痛みが強いことを訴えたから首のMRIに変更になりました。昼前にレントゲン透視室に呼ばれそこで首のC7に自己血液を10og打った。やはり首の付け根に髄液の漏れが確認されたそうです。その後CTを撮り病室へ戻りました。CTは入れた血液がきちんと患部に回っているか確認する為だそうです。やはり針を入れた所は痛いが腰にEBPを打った時よりは全然体に負担はきませんでした。
後は点滴とひたすら安静です。


2005年1月6日
首の痛みが強く出てきました。針を入れた所よりもその前後の位地です。朝食後先生が来て4日に撮った頭のMRIの結果ではまだ脳は萎縮したままだそうです。昨日のEBP後のCTではやはり首の部分の漏れは結構あった様だが処置はうまくいったそうです。


2005年1月8日
やっと退院である。安静にしているだけなので非常に退屈でありました。私は病室にポータブルDVDプレーヤーを持って行って映画などを見て暇をつぶしてました。なんとこの日から腰の痛みが出てきた。以前腰にEBPを処置したときに出ていた痛みと一緒である。もしかして腰の部分でも漏れがあったのでは?と、思いつつもしばらくは安静、安静。


2005年1月11日
U総合病院のT先生から連絡があり異議申立の件で保険会社から現在の状態を書面にて提出するので一度来て欲しいとのことで行ってきた。足の方はあまり症状は変わらないので保険会社へはそれなりに報告書を書いてくれるとのことでした。今後症状がひどくなったら腰部交感神経節ブロックはNK病院のペインクリニックでお願いするように手配をとりたいとT先生が言っていました。


2005年1月24日
EBから3週間近くたったが依然腰の痛みは変わりません。首の痛みは取れたのですが・・・・
とりあえず痛み止めの薬を服用して様子を見ることにしました。


2005年1月31日
何故かこの日を境に調子が良くなってきました。腰の痛みも取れ非常に楽です。この調子だったら翌日から仕事復帰をしようと思います。


2005年2月1日
今日から復帰。1日仕事を終えて帰るまで何とかもちました。思ったより体力も落ちてませんでした。今後はマイペースで過ごして行こうと思います。


2005年2月18日
朝から頭痛と右目の奥が痛み出してきました。まるで低髄液圧症候群の初期の様である。でも気分は悪くないので全然我慢できるレベルなので鎮痛剤を使用してちょっと様子を見ていくことにしました。


2005年2月19日
前日の症状は全然なく非常に楽である。何だったのかと疑問に思ったのだが、もしかして低髄液圧症候群が治る過程なのかとも思いました。(素人考えだけど・・・・・・スミマセン)


2005年3月17日
H共済病院診察です。この日まで結構調子は良いです。1日2〜3gの水分補給と重い物を持たないように気を付けてました。S医師との話でとりあえず回復の方向に向かっている感じなので7月22日に頭のMRIを撮って今後の治療を決定したいとのことでした。
余談ではあるが先生の移動の話が出ました。以前から噂にはなってましたが・・・・・。熱海のK大学付属病院に移動し今後はそこでEBPの処置を行う予定だそうです。あと今かかりつけのNK病院でもEBPの処置を始めたことを知らされました。今後、熱海まで通院に負担がかかる様だったら紹介状を用意してもいいとおっしゃってました。私にとっては近い方がいいので次回NK病院の診察の時に詳しく聞いてみようと思います。



2005年3月29日
とにかく非常に足が痛くなってきた。以前処置した腰部交感神経節ブロックの効き目が薄れてきたみたいです。これこそRSDの後遺症か? それと右の奥歯が痛み出してきました。私は歯医者がとっても嫌いなので長々通院しない様にいつも早めに行きます。このところ調子がいいので仕事を目一杯いれてるのでなかなか休めません。でもどっかさぼって行ってきます。



2005年4月16日
とうとう行きつけの歯医者へ行ってきました。先生に診てもらったが虫歯も歯周病も無いとのこと。口腔外科の先生なので首から顎にかけての触診の結果関節炎が悪化して顎の神経が過敏になり痛みが出ているとのこと。以前ファセットサーモを処置したことを言ったらかかりつけの医者で関節炎の治療をした方がよいと勧められました。



2005年5月2日
首が重苦しい。実は歯が痛くなったころからである。以前、H共済病院のS医師が言っていた様に関節炎の再発かもしれないのでNK病院へ行ってきました。さすがに連休中とあってのメチャクチャの混み様。歯科医に言われた事を話すと主治医も首の関節炎と顎の痛みの関係は興味深く聞いていました。次回13日にファセットサーモの予約を取りました。
以前H共済病院のS医師が言っていたNK病院で低髄液圧症候群の治療を始めた事を尋ねてみました。しかし、まだ試験的な段階だそうで保険の問題とかEBP後の処置の対応とかまだまだ問題は山積みだそうです。EBPを処置する技術は問題ないそうですが髄液の漏れの診断とかS医師のご協力を受けたいと言ってました。あと東京都はEBPに対しては自由診療の方針らしくやはりNK病院でも自由診療の色が濃いそうですがそれも今後の課題だそうです。
それにしてもふくらはぎが痛い。



2005年5月13日
NK病院ペインでファセットサーモである。2回目なので慣れたものである。処置中には主治医と世間話までしてしまった。話の中でNK病院では低髄液圧症候群の治療は自由診療だか大きな声では言えないがある程度混合診療で進めて行く様である。H病院で今後治療が困難になってきたらNK病院での治療も引き受けて下さるとのことであった。
ファセットサーモの方は問題なく終わり幾分首が軽く感じられた。結果が分かるのは2日くらいたってからだと思う。


2005年5月14日
こころなしか視界がくっきりしている。周りが明るく感じられ歯の痛みも無い。これは非常に楽である。前日のファセットサーモが効いている感じである。


2005年5月26日
週明けから風邪をひいてしまいとうとうこじらせてしまった。自分の不注意である。とうとう頭痛まで出てきたのでこの日は会社を早退させてもらった。でも熱はないので思わず低随と疑ったのである。


2005年5月27日
会社を休み医者へ行く。やはり風邪だった。熱も出てきてこじらせたのはひさびさである。
ついでに整形外科によって足のブロック処置について相談をした。休みついでである。最近ひんぱんに痛みが来るのでお願いに行った。U病院のペインクリニックの先生は通いの先生で週一回しか居なくて1日に二人くらいしか処置出来ないそうです。時間的になかなか処置出来ないので腰部交感神経ブロックはNK病院ペインクリニックで行う様に紹介状を書いてもらった。



2005年6月15日
ここのところ右足の調子が良くない。以前ブロックを打つ前の感じである。が、会社を休むほどではない。
それと水分の補給が少なかった翌日には軽い頭痛が出てくる様になってきた。気候も暑く汗をかく機会も多い為で脱水症状になると思う。早めに沈痛剤を飲んで対処する。



2005年7月1日
交感神経節ブロックの処置の為にNK病院ペインクリニックへ行く。早めの処置をしておけば後々楽かと思い相談に行ったのです。医師と相談して8月17日〜18日に処置をしてもらうことに決定。ここのところ頻繁に頭痛も出てきているので低髄液圧症候群の治療もよければこの病院でやって頂けるとのことである。今月の22日にH病院の検査の結果と相談によって決めることにする。


7月2日〜12月6日までの記録が飛んでしまい明細が分からなくなってしまいました。
この部分はしばらくお待ち下さい。



2005年12月7日
KA病院のS医師の診察日です。3回目のEBP後からは調子が良いことを告げるとほぼ髄液の漏れは止まったのではないかとの事でした。非常に喜ばしい事です。詳しくは年明けの3月29日にMRIミエロで検査して判断したいとの事。それまでは通常の生活をして下さいとのことでした。スポーツもスノーボード以外ならいいそうです。管理人はスキーをやるので足のリハビリついでにと思い心はもうスキー場です。通常の生活をする意味はEBPでふさがった漏れの耐久性をみたいとのことです。S医師としては一人でも多く完治した患者さんを厚生労働省に認めてもらいこの病気を認知してもらおうと思っているみたいです。我々患者の立場から出来る事は完全に完治することなのかと思いました。来年の検査では完治してるという結果にしたいです。


2005年12月8日
朝、
突然右足に痺れがきた。あまりの痺れに杖を使用しないと歩けないくらいだ。(痛みはない)3回目のEBP後からは調子がよかったのに・・・・・午後まで痺れは続いた。触ってみると右足が非常に冷たくなっていたので温めてみたら自然に痺れも治まった。これで一安心である。昨日の熱海までの遠出とここのところの寒さのせいだと自分に言い聞かせる。



2005年12月31日
低髄液圧症候群の症状や右足の痛みはない。痺れと違和感は残っているが力が入るので楽である。12月8日のひどい症状はあれから出ない。このまま年を越せそうである。





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