タラの芽
これは、自宅の庭にある物。
このタラの芽の育ち具合で、
何時から、山に入るか参考に
しているのだ!
すごいでしょう。
舞茸
残念な事に取ったのは
僕じゃない。
02/9/29、セミマタギの
難波さんに連れて行っ
もらって、見つけてもら
ったものです。
03/5/11 またもや、難波さんと
左から、こしあぶら、ヤマウド、薇。
今年は山の育ちぐあいも斑気味。
けれども、歩きさえすれば色々な物とであえる。
素人には嬉しい年だ。
何の実?
そのうち調べよう。
ナナカマド
ほかのキノコは全然なのに
ツキヨダケは真っ盛り。
03/9/23
白いキノコがブナ針茸通称「カノカ」茶色のは平茸
一本だけ紅葉しいている木がありました。
03/9/27
今年の山は本当に変だ。
23日に山に入ったところ「きのこ」の動きが遅いと判断した。例年なら「ツキヨダケ」が溶け出してから他のきのこが動き出すはずなのに。そして、いつも出ている倒木には小さなきのこも顔を出していなかった。
来週のために様子見という事で斉藤さんと山に入った。斉藤さんはどうしても見たい倒木が在るらしい。
[あったぞ」
早々に斉藤さんが見つける。
「え?」
と思うも、盛りは来週だろうからと他の場所を探し回る。そこで見つけたのが写真のかのか(ブナ針茸)。
いつもキノコの出る所には出なくて、出たことの無い所に出ている?足を使って探さなくちゃいけないのかよ。まだ紅葉も始まっていない。という事はひどい藪漕ぎをしてもさほど収穫がないと言う事か。運を天に任せて歩け歩け。
材料を細かく刻んだら調味料入れて鍋で炒める。それを炊き上がったばかりのご飯に入れ良くかき混ぜる。
10分程度、炊飯器の中で蒸らして味を馴染ませる。
調味料
酒
味りん
醤油
材料
カノカ
油揚げ
にんじん
Bまぜご飯
これは簡単米を研いだら生の「カノカ」を小さく刻んで入れ、少量の醤油、酒、味りんで味を調えたら、スイッチを入れるだけ。
A炊き込みご飯
まずは、鍋の中で牛肉を酒と醤油で乾煎りをする。肉を別の容器に取り分け、鍋には里芋と水を入れ火にかける。醤油、みりん、砂糖を入れる。ここでは味を薄めにしておく。平こんにゃくを手で千切って入れ、ごぼうも入れる。ここからが普通と違うところで、「カノカ」を入れる。今回は平茸も有ったので、それも入れる。(シメジや舞茸を入れてもいいよ。)後は出てくる灰汁をこまめに取り、里芋が柔らかくなったら豆腐を入れ(これも手で千切ったほうが良い)味を調える。最後にねぎを入れ蓋をして少し蒸す。
これで普段の鍋よりも美味しくなる。
調味料
酒
醤油
みりん
砂糖
材料
里芋
牛肉
豆腐
平こんにゃく
ごぼう
ねぎ
@山形の芋煮会鍋
料理の仕方
とっても美味しい「かのか」
まずは、虫だし。
「かのか」は虫の入りやすいきのこで特に天然のものは、イシズキの所に入っている。その虫を取り除くには、一晩唐辛子を入れた水に浸け込んで置く。これで殆ど虫は居なくなってしまいます。入れる唐辛子の量を間違えると辛くて美味しくなくなる。注意してね。他に塩水に浸けるという手もある。後は軽く水洗い。これで料理の下準備が終わり。
ぶなしめじ
もだし
大泉さんの話
今年は冷夏で雨が多い。こういう年はきのこ出が悪い。今年は夏、マツタケがよかったがそれ以外、舞茸もカノカも、もだしでさえも悪い。
それでも出ないことはないだろう。舞茸は普通、早、中、遅出と有るけれど、一気に出るのではないか。カノカ、もだしなど倒木に出るものは、いつもあまり出ないところ例えば例年なら乾いている倒木。斜面の上のほうで、地面が適度に湿っているところ。立ち枯れの木。(これは普通の年も出るがあまり育たない)そう言う奴を探せば良い。
今回、見つかったのは確かにそういう所だった。
今回は、大泉さんと小野さんの三人で。
紅葉は始まったものの葉っぱが落ちていない。自分より背の高い木が視界を遮って視通しが悪い。こういう時は要注意。木を目印にして歩くのではなく、山を見ながら歩かないと遭難してしまう。(斉藤さんの受け売り)。それでも欲と二人三脚、十分に注意。
二人は、カノカだけでなく、「もだし」も集める。話を聞くと「キノコの中で一番だしが出るのは、もだし。それに食感がしゃきしゃきして食べ応えがある。難点は形が崩れやすい。味は変わらないけれどね。」との事。「ここのもだしは軸も太く、硬い。いいもだしだ。」
03/10/5
やっと紅葉が始まった。
山は生育に斑がありすぎる。
すでに溶け出している物もあれば今から育ち始めようとしている物もある。ただちょうど良い塩梅の物を見つけるのが大変だ。
B長期間保存
虫だしをしたら、カノカだけを水も入れないで煮る。(カノカから水分が出て煮ることが出来る。)
殺菌した広口ビンに煮汁共にカノカを首まで入れ密封する。
A一年程度
虫だしをしたら保冷パックに入れ、水を注いで空気を抜いて、冷凍。
@すぐに食べる場合
虫だしをしたら保冷パックに入れそのまま冷凍。
「カノカ」の保存の仕方
03/10/12
朝から雨。
今日は山に入る人はいないだろうと思っていたら、いるんですねぇ。上に馬鹿が付く人。あっ、自分もその内の一人か。
紅葉の真っ盛り、ここ数年来一番の色ずき具合かもしれない。綺麗な紅色が少ないけれど。これで天候が良かったら人だらけになっちゃうんだろうな。
例年なら今に時期は、「カノカ」と「なめこ」の端境期。どちらもほんの少ししか取れないのに今年はどうした訳かカノカが何処かに出ている。ただし足を使って捜し求めなくちゃいけないけれども。こういう年は自分のような素人には嬉しい。きのこは出る時期が決まっているので、時期を見極めるのが難しい。それこそ足を棒にして探さなくてはいけない。
「かのか」と「なめこ」のこども。
来週が楽しみ。
熊との遭遇
きのことか植物が異常なだけでなく熊も異常な行動をとっているのか何時もは居るべき所でないで出会ってしまった。
きのこを探してウロウロしていると笹薮でガサゴソと音がした。雨なのにきのこ取りか。ご苦労様。自分が行くところに行かないでほしいな。などと思っていた。ただ音が続かないのが変だなとだけ感じていた。音のする方に行くか行かないか迷ったけれど、先週見つけたカノカが待っていると思うと、結局行くことにする。ゆっくりと人が歩いた痕跡がないか探して歩く。たまに音がするが、歩いた跡がみつからない。どうも変だ。ブナの大木を杖で叩いたとたん、5メールほど先で笹薮を掻き分けて黒いものが一瞬見えた。え?え?。熊?。まずぅう。そこからは声を出して歩く。逃げ出したのだから、気にしなくても良いのに。どうも気分が良くない。どうもその辺に居るような気がしてならない。そそくさと帰る。
雨上がり、山の匂いが立ち込める。腐葉土、枯葉。その中でカノカの匂いも。まるで「ここにあるよ」でも言っているよう。
03/10/19
朝出かける時、霧で視界悪かったので今日は行動半径が限られるなと思って車を走らせていたら霧が晴れてきた。
昨日の雨が嘘の様な天候。
紅葉狩り気分で歩きましょうか。
紅葉も終わりか。
枯葉の絨毯。
木の葉が落ちて、見通しが良くなり結構奥まで探しに行ける。今日は収穫大か?。
上の2つは先週残してきたキノコ。
「カノカ」の方はさほど育っていない、「なめこ」はばっちり。
と思ったら出ていた「なめこ」はこれだけ。
今日他の人も森に入った形跡かある。
これだけはしょうがないか。
「もだし」の子供。
今年は出るのが遅い。
「ぬめりすぎたけ」
「なめこ」の様
今日の晩御飯は
今日は「なめこ」「かのか」「もだし」「むきたけ」少量だけどこんなにきのこの量があるので、「きのこ汁」で決まりでしょう。保存じゃなく生のきのこ、それも天然物。年に一回か二回の贅沢。
作り方はいたって簡単。きのこのイシズキを切り、ごみを取る。全部のきのこと鶏肉、調味料を入れ、水から煮るだけ。調味料は酒、みりん、醤油だけ。はじめ味は薄味にしておいて、灰汁を取りながら煮込み、豆腐を最後に入れたら、調える。
薬味に葱と七味が有るとなお結構。薬味を入れる前にそれだけで味を楽しむことを進めます。
ああ楽しみだ。ただ難点は、自分で作って家のひとにご馳走しなくちゃいけない事かな。
03/10/25
朝からすばらしい物を見てしまう。
「熊の糞」今日の物ではないが要注意。
「熊の糞」は幸運の印?
目的地に着く前に「なめこ」を見つけてしまう。今までの経験からいくと初めにいい物を見つけて「今日は幸先がいい」と期待に胸を膨らませて探しても、ほどほどしか見つけられない。
それでも、先週目を付けておいた所も有るので他の人が入ってっていないことを願って先を急ぐ。
すでに木々の葉は落ち、見通しが良くなっている。これなら少し奥に入っても安心だろう。
「むきたけ」
これと間違えて「つきよだけ」を取り、食中毒をおこす人がいる。
山に迷う?
木の葉も落ち、天候も最高。何時もの場所を探していると人の声がした。「やっぱり来たか」
そこで、新規開拓とばかりに奥へ。斉藤さんを先頭に進むが、どうも行った事がない所みたい。迷ったら困るなと思い斉藤さんその事を言うと。「一回来た事があるから、大丈夫。」と一笑。
そうたら、第二の目的地に大幅のショウトカット。本人も驚いている様子。
これだから山は恐ろしい。
03/11/2
土曜日は仕事。土曜日に他の人が入山していればきのこは取れないし、天気もいいし、やっぱり行く事にする。斉藤さんと待ち合わせをして。入山。先週目を付けておいた場所に一目散。それでもきのこの出そうな木はチェックしながらだけどね。期待していない所で「なめこ」を発見。
今日もいけるかなという気持ちは、次の場所で儚くも消え去る。昨日なめこを取った跡が!!。
そして、時間がたつにつれて山はお祭り騒ぎに。こんなに天気が良くちゃ、好きな人ならいてもたってもいられないだろうからね。
もう今日はあきらめて、新規開拓と言う事で話がまとまり何時もとは違うところへ。
そこで、ビンゴ・・・と行きたかったけれど、先週来ると大漁という所を発見。来シーズンも同じ場所に辿り着けるか心配。
03/11/9
朝から雨。山は雪にならなければいいけれど。
とりあえず、今日は気分を変えてという事で、斉藤さんと他の山へ行く事になった。以前「なめこ」で良い思いをした所らしい。時期が時期だけに、あまり期待せず山遊びという事で。
何年か前、来た事があるのだが久しぶりに来て見ると随分様相が変わっている。何処となく見覚えはあるのだけれど・・・・?迷わないように斉藤さんの側をあまり離れないようにしよう。
第一の目的地は空振りだった。
途中でカモシカを見かける。熊でなく一安心。
第一の目的地
なめこ一粒
むきたけ
これはたくさんあった。
出たばかりのなめこと笠の開いたなめこ
出たばかりのものは味噌汁の具に、開いた物は空煎りして、つまりはどんな物でも美味しいという事。
天然のワサビ田。
ある所には有るもんだ。
刺身でも買って帰らなくちゃ。
山葡萄の実。
熊も取れないような高いところに有った。
葡萄蔓を引っ張って枝を揺らして落とす。
完熟しており、甘くなっている。今の時期しかこんなに甘い物は取れない。