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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

県政研究

2013年 8月

着工間近!長崎新県庁舎(1)基本設計の概要

新長崎県庁舎完成予想模型 建設業に従事し21年間を過ごした後、政治を志して既に35年余り、常に街づくりに取り組んできた私にとって、長崎県庁舎の整備問題は長く目の前に横わたってきた課題であり、ライフワークである。議論と調整の一進一退、あるいは二退三退もあるなかで、一緒に取り組み議論してきた方々もどんどん入れ替わってしまった。当初からの経緯を知る数少ない現役議員として、いよいよの結実を見守る責任と幸福を感じている。

県が設計者と委託契約を結んだのは昨年3月末であった。全ての設計の完了が今年11月末、来年度にはいよいよ工事発注となり、平成28年度中の完成を予定している。今月から三回に亘り、『県政研究』のテーマとして「新長崎県庁舎の整備」について取り上げ、皆様とともに新しい長崎の夢が確かなカタチになる過程を検証したい。

1.新庁舎の外観

新庁舎の外観イメージが発表されたとき、誰しもアッと声をあげたことと思う。デザインコンセプトは「丘のような庁舎」ということで、港へとなだらかにつづく緑の丘のような建物の配置であり、庁舎のデザインになっている。

それまで「長崎の新しい顔となる建物だから、赤レンガ風の建物だろう」とか、「教会や中国寺をイメージした建物だろう」とか楽しく想像を巡らす方々とお話ししてきていたが、発表されたイメージを見ると、親しみやすくて周りの景観に溶け込むシンプルなデザインになっている。
余談だが、丘、と聞いて私は『鐘の鳴る丘』や『長崎の鐘』など古い歌を連想した。海を見下ろすゆるやかな丘は、平和を祈る長崎のシンボルとして長く親しまれるに違いない。

2.県庁舎の基本設計のコンセプト

新庁舎の設計の基本理念は「県民とともに新しい時代を切り拓く庁舎づくり」と表現されている。執務する県職員などにとっての機能性はもちろんだが、そこでサービスを受ける県民側の利便性・快適性の視点に立った設計がなされている。

これに基づく設計コンセプトは以下の3点だ。
1 「県民生活の安全・安心を支える庁舎」
2 「県民サービス向上のための機能的で新時代環境共生型の庁舎」
3 「県民に優しく、県民が親しみを感じる庁舎」

1 「県民生活の安全・安心を支える庁舎」
防災緑地に船を接岸して災害支援物資を受け取るイメージ図東日本大震災の被害状況を教訓として、新庁舎には防災拠点施設としての安全性と機能性を求められた。建物の構造・配置とも、あらゆる災害を想定して勤務者・来訪者の安全を確保するとともに、県の司令塔機能を十分に発揮できるよう、緊急時の通信やエネルギー等のインフラ確保を考慮している。また、狭い長崎市内の他のどこにもこれ以上は望めないだろうという広い防災緑地を配置し、災害対策活動の拠点となるよう設計されている。

2 「県民サービス向上のための機能的で新時代環境共生型の庁舎」
執務室は低層で大きな整形のオープンフロアになっていて、その時々の必要に応じて区分けして柔軟な利用を可能にしているので長く活用できる。また、自然エネルギーの積極的利用や最新の効率的な省エネルギー技術の導入により、環境性能に優れた庁舎になっている。

3 「県民に優しく、県民が親しみを感じる庁舎」
県民と行政が情報発信・交流・協働する機能を配置し、あらゆる方々に使い勝手が良いよう、ユニバーサルデザインの考え方を踏まえバリアフリー化を推進する。街の中央で港に面しているという絶好のロケーションを活かした展望室は、長崎の魅力を内外に発信する空間として、新しい観光名所となるに違いない。
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県議会や委員会で質問した内容のほか、さまざまな県政に関する課題を検討しています。
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