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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

県政研究

2011年 11月

9月議会質問より (3)九州新幹線西九州ルートについて

野本の質問
9月本議会の一般質問で、野本三雄は以下の8項目を質問した。今回は「九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)について」ご紹介する。
(1)諫早〜長崎間の着工について
九州新幹線西九州ルートについては、平成20年3月に武雄温泉〜諫早間が認可・着工され、順調に工事が進められ、県内で最初にトンネル工事に着手した鈴鹿トンネルの貫通も近い。
一方、諫早〜長崎間については、未だ認可されておらず、平成29年度に武雄温泉〜長崎間の完成が間に合うのかと心配している。
去る3月に全線開通した鹿児島ルートの利用状況は、開業から半年の対前年度比で、博多〜熊本間で138%、熊本〜鹿児島間が164%と順調に推移している。特に中国・関西地方からの観光客が増加しており、新幹線効果が大いに発揮されている。
西九州ルートの整備は、地域産業振興や交流人口の拡大、離島振興の活性化等につながる有用な交通基盤であり、鹿児島ルートとともに、2線一体として整備することで、アジアの玄関口である九州地域の一体的浮揚をもたらすとともに、中国地方・関西圏との連携による社会経済の発展に大きく寄与するものと確信する。
武雄温泉〜長崎間の一括開業を実現し、長崎駅周辺の整備を推進するためにも、一刻も早い未着工区間の着工が必要と考えるが、知事のお考えは?
長崎県の回答
中村知事:
諫早〜長崎間の認可・着工がこれ以上遅れた場合、武雄温泉〜長崎間の一括開業が困難となる恐れがある。
その場合、諫早〜長崎間で新幹線としての速度を出すことが出来ないばかりか、諫早にフリーゲージトレインの期間変換装置の設置が別途必要となる等の問題が出てくる。
また、長崎市内においては、長崎駅を核とした連続立体交差事業や土地区画整理事業といった長崎駅周辺整備事業が進められているところであり、こうした事業にも影響が出てくるものと懸念している。
未着工の諫早〜長崎間を一刻も早く認可・着工することが必要不可欠であると認識している。
野本の質問
(2)国における財源確保の状況
東日本大震災による被災地の復旧・復興対策のため、国の財政状況は厳しいが、未着工5区間の財源が確保される見通しはあるのか。
長崎県の回答
中村知事:
現在、国においては東日本大震災の復旧・復興対策が第一の課題となっているが、こうした時こそ、各地域の発展に向けた取組みを着実に推進していくことが被災地や日本の復興にも資するものと考える。
また東日本大震災においても、新幹線の安全性が実証されるとともに、代替輸送機関としての重要性が再認識され、災害対策の観点からも新幹線の整備は着実に推進する必要があるものと考えている。
財源は不透明な状況にありますが、本年度から新たな整備財源として、JRが国に支払う新幹線の貸付料などが見込まれている。
今年8月の整備新幹線関係18都道府県期成同盟会による中央要望の際にも、国に対して貸付料の活用を含め幅広い観点からの財源確保をお願いしたところであり、引き続き新幹線整備のための財源問題の解決を強く要望していきたい。
野本の質問
(3)一括開業に向けた知事の決意について
武雄温泉〜長崎間の一括開業のために残された時間は少ないと思うが、今後の見通しと前進に向けた知事の決意についてお尋ねする。
長崎県の回答
中村知事:
武雄温泉〜長崎間をフル規格で整備し、一括開業するためには、諫早〜長崎間を一刻も早く認可・着工することが必要不可欠であると考えおり、この7月から8月にかけて、機会あるごとに国に対して要望活動を行ってきたし、関係の経済団体や長崎市、諫早市、大村市などの沿線自治体においても活発な要望活動を行っていただいた。
今後、10月3日に長崎市内で総決起大会を開催し、西九州ルートの早期整備に向けた県民の思いを中央に対して強くアピールするなど、今年度中に諫早〜長崎間の認可・着工を実現できるよう、県議会、佐賀県、JR九州と連携し、県内各市町、経済団体、県民の皆様と一緒になって、強い決意を持って取り組んでいきたいと考えている。
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