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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

県政研究

2011年 5月

大震災後の今こそ、九州の元気を世界につたえよう

九州新幹線全線開業を祝って手を振る人々
(▲クリックすると動画が見られます)
冒頭の画像は、3月12日に全線開通した、九州新幹線鹿児島ルートの開業前キャンペーンのCMのワンシーンだ。開業前日に東日本大震災が発生し、せっかくのお祝いムードが惨事の陰に隠れてしまったが、今このCMがネット上で感動を呼んでいる。

通過する新幹線に手を振る人々、追いかけて走る子供たち、敬礼で見送る駅員たち…元気で陽気で平和な九州。明るい声で歌うのは、被災地・仙台に在住のマイア・ヒラサワさんだ。皆さんには是非、この動画に寄せられたコメントを読んでいただきたい。余談だが、マイアさんは日本人とスウェーデン人のハーフで、祖父は長崎の方だそうだ。

東日本大震災後、予測通り観光業界に大きな影響が出ている。時事通信の4月4日(月)付けの記事によると、旅行や宿泊をキャンセルしたり控えたりする動きが国内全体に広がっており、また原発事故で海外の観光客が日本を避ける動きもあるようだ。佐世保市のハウステンボスは震災直後から3月24日までの間、園内の宿泊施設のキャンセルが約1万1000人に達し、このうちの5割超が海外からの観光客だった。震災は被災地から離れた観光地にも影を落としている。

そんな中、嬉しい記事もあった。4月4日の毎日新聞によると、ハウステンボスに4月3日、台湾からの旅行者150人が訪れた。震災前から予約していた方々が、予定を変えずに来日してくださり、福岡、長崎、熊本を周遊されたそうだ。ぱったりと途絶えた客足に力を落としていた各観光地に、どれだけの励ましを与えてくれたことだろう。心から感謝したい。

今、長崎が九州がすべきことは、風評被害にめげず来訪してくださるお客様ひとりひとりを大切にするとともに、積極的に『私たちは元気です、皆さんも楽しみに来てください』と伝えることだ。祭りやイベントを行うのも良いだろう。観光誘致番組やCMを作るのもよい。黙って待っていれば来てもらえると思うのは甘い。

慶應義塾大学の総合政策学部准教授である古谷知之氏が、4月27日、Twitterで次のように発言されている。 「長崎県へのヒアリング終了。震災後の地域観光への影響について。震災影響への危機感の温度差に、ちょっと驚いた。違和感というか、ここは別の国なのかも、という感じ。観光需要回復戦略や観光客の防災対策すら念頭にないようだ。今こそ西日本の観光経済を活性化させなくてはならない時期なのに。」長崎人ののんびり気質が誤解を与えた部分もあるのかもしれないが、この忠告を真摯に受け止めたい。

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