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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

今月のトピックス

2011年 4月

みんなで乗り越えるために〜東日本大震災一カ月目に思う〜

pray for japanに寄せられた画像より
(▲pray for japanに寄せられた画像より)

選挙明けの4月11日、私は改めて東日本大震災被災者の方々に思いをはせた。
未曾有の災害の発生から一カ月がたった。いまだにマグニチュード7クラスの余震が続き、復興を願う現地の方々の疲労心労はピークを過ぎてなお積み重ねられている感がある。

「今、果たして選挙を実施している場合だろうか」というのは、このひと月、私を含め県民のみなさま共通の思いであったに違いない。それでも実施されると決まったからには、私も長崎から九州から日本を支える礎のひとつとなるべく、全力で県民のみなさまに訴えさせていただいた。このような折にもかかわらず多数のご支援と激励を賜り感謝に堪えないが、それについては『県政研究』の方でご挨拶させていただきたい。

一カ月目のこの日、私はある数字が発表されるのではないかと予想していたのだが、見事に裏切られた。今回の被害の全体像の概算値、特に人的被害の規模が示されるのではないかと思っていたのだ。現在発表されている死亡・行方不明者数は、確認されたものだけであって、例えば一家全てが津波に呑まれ行方不明だと届け出る者がなければ、この数字には含まれていなことになる。

17年前の阪神淡路大震災の折にも、その後続いた災害時にも、当初発表される被害者数は少なく、日が経つにつれその全容が見え始めることが多かった。確定値しか発表しないという日本的なやり方によるものであろうが、それでは災害復興の対応が後手後手に回ってしまうのではないか。

被災した方々にとってはその数字は見たくないものなのかもしれない。被災地から遠く離れた我々にとっても、悲劇のあまりの大きさにショックを受けることになるとは思う。しかし、すでに一カ月が過ぎた。日本国中が被災地を支え、負担を覚悟して共に立ち直るべく決意を固めつつある。今、立ち向かうべき被害の全容を知らせずして、いつ知らせるというのだろう。

被害の大きさ、背負うものの大きさを今こそ、日本人全てが直視すべき時だ。それを知らせない政府は、日本人がその数字に耐えられないとでも思っているのだろうか。大きな苦難に晒されながら冷静に秩序を守って対処し、耐え忍びつつ他者を思いやることで世界中から賞賛された国民を、政府が信用しないとしたらそんな政府に導かれる国民が不幸だ。

日本政府よ、高潔で篤実な日本国民の強さを信じて欲しい。
静かにまっすぐに現実を見つめ、くじけずに立ち向かう姿をお互いの支えとしたい。

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地元・長崎の話題を中心に、季節の話題から行政の話まで、肩のこらない読み物にしたいと考えています。
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