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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

一問一答

2011年 1月

県庁舎整備問題に関する議論(1)県庁舎建替えは必要なのか?

野本の議会質問
県庁舎整備問題についての議論は既に百出し、県庁舎整備特別委員会が意見を集約しつつあります。今後の進め方や課題について、平成22年の11月議会では私が総まとめ的な質問をさせていただきました。
今回より2回に分けて、その議論の要旨を御紹介したいと思います。
詳細は、長崎県議会で後日公開される議事録をご覧ください。
長崎県庁舎の整備はそもそもなぜ必要なのか、何を最大の課題と考えているのかについて、知事と警察本部長にお答えいただきたい。
長崎県の答弁
【知事】災害時の防災拠点としての機能確保が最大の課題であると考える。
職員の事務スペースの確保という問題だけなら、職員は我慢できるだろうと思う。しかし全国各地で地震が多発する中で、災害発生時の防災拠点としての役割を果たすためには、その耐震性と適切な機能整備は喫緊の課題となっており、県民の安全安心を守る立場にある県として、何の対策を講じることもなく放置することは許されない。

【警察本部長】警察本部庁舎には、全国の都道府県警察を結ぶ犯罪等のデータベースや、情報通信ネットワークシステムの結節点が設けられており、庁舎が災害などでダメージを受けてこれらに障害をきたすと、長崎市だけでなく、全ての警察署、県下全体の警察官の活動に支障をきたす。
また、警察本部には通信指令や交通管制など警察活動を支える特殊施設が設けられているが、平時においても狭隘なために既に支障をきたしている。
警察本部としてはいざというときに対応が的確にできるよう、またいざという時の県内機関に支障をきたさないよう、更には平時における十分な機関確保のためにも、早急な建て替えが必要であると認識している。
野本の議会質問
(昭和46年に始まる議論の経緯を紹介した上で)…長年に亘る検討経過に対する県の所見を伺いたい。
長崎県の答弁
【知事】県庁舎の整備については、現在の庁舎が抱える諸課題を解決するためにこれまでの経緯や県議会における議論を踏まえながら検討をすすめてきたところである。(特に平成20年以降の議論の経緯を紹介し)県としては県民の代表である県議会の決定は重く受け止めている。
本年2月に県議会の意見書を踏まえ、県庁舎整備基本構想案を策定し県議会に報告したが、県議会においては改めて県庁舎整備特別委員会を設置し、これまで8回の委員会に加え、県内8地域での『県民の声を聴く会』を開催し、広く県民の声を聴くなど熱心な議論をいただいている。県議会の長年に亘る取組みに対し敬意を表する。
野本の議会質問
長崎魚市跡地の安全性については、佐藤了議員の質問に対し問題が無いとの答弁があったが、これからも県民に徹底した説明責任を要望する。
【参考:佐藤了議員の質問】地震に際して液状化・高潮に対応できるのか?
長崎県の答弁
【総務部長】長崎魚市跡地は地質調査の結果、建築物の支持基盤となりうる堅い岩盤が、地表面から約20mという浅い位置に確認されており、一般的な基礎工事で耐震性は十分確保できると判断している。『官庁施設の総合耐震基準によるI類』を満たす設計とすることで、大規模地震に対しても大きな被害を受けず十分な機能確保を図ることができる。
また、敷地の液状化対策については、これまで専門家の評価を受け、敷地全体として液状化が生じる可能性は小さいことに加え、地盤改良を行うことにで大規模地震に対する液状化の危険度は更に低くなることが確認された。
高潮対策については、魚市跡地の岸壁の高さは、過去における最大潮位よりも約70センチ高いことから、岸壁を超えることはなく、十分な安全性は確保されている。更に敷地を1〜2メートル程度かさ上げすることで津波や地球温暖化による海水面の上昇にも対応できると考えている。
野本の議会質問
パブリックコメントや県民の声を聴く会、移転反対の署名など、様々な意見があるが、私はそれもまた県民の声であると考える。知事は県民の声をどのように受けとめようとしておられるのか?
長崎県の答弁
【知事】パブリックコメントでは新庁舎の建設に賛成する多くのご意見をいただいた。また、県議会で主催された県民の声を聴く会では、参加者の生の声を聴く機会があったことも大変有意義であった。この県民の声を聴く会の結果については、新たな庁舎の建設を求める意見、建設場所を長崎魚市跡地とすることに理解を示す意見が大勢を占めたと総括されたとうかがっている。
これらのことは、防災拠点施設としての機能確保等、現庁舎が抱える様々な課題や基金の積み立て状況などを県民の皆様が考慮に入れ、判断していただいたものと受けとめている。
また去る11月24日には、地元自治会と商店街から構成される団体から、移転に反対する署名と陳情書をいただいた。この背景として、県庁舎が移転することに対して地元に不安があることは、様々な意見をいただき十分理解している。
そのため、県庁舎が移転した場合の跡地活用について、今後とも地元長崎市と一体になってしっかり検討していかなければならないと考えている。
一問一答
毎月1日に更新しています。
県民の皆さまにいただいたご意見・ご質問を、私が調べたり、関係部署に問い合わせてお答えしています。
一級建築士としての野本三雄にご質問をいただくこともございます。
皆さまのお声をお待ちしています!
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