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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

今月のトピックス

2010年12月

世界遺産候補の教会でクリスマスを過してみませんか?

大浦天主堂のステンドグラス

長崎県は、県内に広く分布する教会群とキリスト教関連遺産を、ユネスコの世界遺産に登録しようと努力している。世界遺産とは、人類共通の宝物として未来に引き継がれる文化財や自然環境を「世界遺産リスト」に登録し、当該国にしっかりした管理保全を求めるものである。

保護を為すすべき当該国について、国情に不安があったり、保護に要する技術が未発達であるような場合は、「危機にさらされている世界遺産リスト」に加えられ、別途ユネスコから保存や修復のための配慮・支援がなされるが、多くの場合、当該国にとっては『責務』のみが増えるものである。地元がいかに大変な思いをするかは、熊野古道の例をみるとよく分かる。地元が誇りを持って不断の努力をするとともに、来訪者も責任をもって行動すべきだ。

そんな苦労があるのになぜ登録したいのかというと、観光資源としてのアピール効果を期待する部分ももちろんあるが、何よりも『地元の誇り』を守り伝えたいという決意であると思う。長崎の教会群とキリスト教関連遺産はいずれも、長崎の特異な歴史的背景とそこに映し出される長崎の人々の深い思いを今に伝える貴重な文化財である。ぜひ世界遺産に登録されるよう祈りたい。

町は今、クリスマスの赤と緑で染められている。キリスト教徒でもない人間がクリスマス気分にうかれ騒ぐのは、信者の方からみるとあるいは苦々しい思いをされるのかもしれない。しかし日本人には信仰心が無いと言う人がいるなら、私は反論したい。様々な宗教に共通する普遍的なもの、例えば他者に対する愛であるとか、平和への思いであるとか、自然に対する畏敬の念などは、日本人の誰しもが深く強く持っているからこそ、様々な宗教に寛容になれるのだと思っている。

今年のクリスマス、信者の方もそうでない方も、世界遺産候補の教会を訪れてみてはいかがだろう。ミサなどの儀式見学については認められていない教会もあるので、事前にご確認いただきたい。また信者でない方は特に、マナーを守って敬意を持って拝観していただきたい。本来あるべきクリスマスの姿を知っておくことも、相互理解と保護への協力につながると考える。
(写真提供:長崎県観光連盟、撮影場所:長崎市南山手・大浦天主堂)

【見学が可能な世界遺産候補の教会】
教会名(所在地)建物の見学ミサ等の儀式見学
大浦天主堂(長崎市南山手)
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大野教会堂(長崎市下大野町)
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出津教会(長崎市西出津町)
黒島天主堂(佐世保市黒島町)
田平天主堂(平戸市田平町)
宝亀教会(平戸市宝亀町)
江上天主堂(五島市奈留町大串郷)
旧五輪教会堂(五島市蕨町五輪)
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堂崎教会(五島市奥浦町堂崎)
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旧野首教会(小値賀町野崎郷野首)
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頭ケ島天主堂(新上五島町友住郷)
青砂ケ浦天主堂(新上五島町奈摩郷)
大曽教会(新上五島町青方郷)
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