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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

今月のトピックス

2010年 9月

長崎県の防災ヘリの活動を応援しましょう!

長崎県の防災ヘリ・県ホームページより

9月1日は防災の日だ。今年度、長崎県は従来月曜日だけだった県防災ヘリコプターの防災航空隊員の常駐を金曜日までの週5日間に増やし、急患搬送体制を拡充した。それまで同ヘリを導入している全国45都道府県のうち、防災隊員の常駐が週1日なのは長崎県だけで、即応体制の整備が課題とされていた。

今年4月、組織改正で県防災航空センターを長崎空港に設置。複数の消防本部(局)から各1名が派遣され、常時4、5人を配置することとなった。土日でも他が対応できない場合は出動することになっている。長崎県内のヘリコプターによる急患搬送は、県の防災ヘリ及びドクターヘリと、海上自衛隊ヘリが対応している。

このうち、離島の急患搬送は長年海自ヘリが担当してきたが、県防災ヘリは訓練終了後の6〜8月、既に対馬市や上五島市からの搬送の実績を複数回あげており、離島医療の安心度が確実に増したことになる。

九州各県では防災ヘリの出動が毎年増加している。西日本新聞の8月18日の記事によると、出動内容としては60%を占める急患搬送以外にも、近年の登山ブームや海洋レジャーブームを背景として、山や海の遭難者を救助・捜索するための出動が急増しているそうだ。

同記事によれば、2009年の九州全体の出動回数は886件。うち、長崎県はどの県より少ない30件にとどまっている。これは本県において事故や急病が少なかったという喜ばしい値だとは到底思えない。離島の多い長崎県に暮らす私たちの暮らしの安全・安心が、今回の常駐体制の整備によってより大きくなったことは間違いないだろう。

さて、埼玉県秩父市で7月25日、県防災ヘリコプター「あらかわ1」が墜落し埼玉県の防災航空隊員ら5人が死亡した事故は、同県の同僚隊員らに重大な精神的ショックを与え、定期検査中のもう1機の防災ヘリ「あらかわ2」について運航再開のめどが立っていないという記事が、8月10日の長崎新聞の記事になった。

隊員たちは、日々の過酷な訓練を黙々とこなしている。長崎県を含め、ヘリを保有する各自治体は、埼玉県の防災ヘリ墜落事故を受け、安全運航の徹底を隊員に指示しているが、誰に言われなくても、命を懸けた活動に従事する彼らが一番その必要を自覚しているはずだ。

周囲の私たちに出来ることは、彼らがいつも心身ともに100%の状態で活動できる体制作りをすることだろう。更に登山や海のレジャーに際しては、自分の体力・体調の管理や気象データの細やかなチェックなど、必要な準備を十二分に行い、遭難しないようにすることも大事だ。

長野県の山岳レスキュー隊員の著書を以前に読んだことがあるが、登山初心者が無謀な登山の挙句に動けなくなり、民間のレスキューヘリを呼ぶと高くつくから自治体の災害ヘリを呼べとわがままを言うことがあるらしい。彼らは命懸けなのだということを肝に銘じて、本当に必要な活動に専念できるよう、応援していきたいものだ。

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