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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

県政研究

2010年 6月

長崎県の口蹄疫対策にご理解・ご協力を!

長崎県では、関係部局が連携のうえ迅速・的確に対応し、口蹄疫対策に万全を期すことを目的に、知事を本部長とする長崎県口蹄疫警戒連絡会議が5月18日に設置された。5月24日〜27日には、各地域ごとに連絡会議の初会合が行われ、県・地域の行政担当者・警察・農業関係者が出席し、情報を共有して防疫態勢を整えることなどを申し合わせた。会議では、地域内で感染が確認された場合、公有地を使い早急に埋却地を確保することや、幹線道路沿いに消毒ポイントを設けること等が話し合われた。

また『口蹄疫対策強化支援事業』として、以下の長崎県独自の事業が既に決定している。

1.感染防止対策の徹底
(1)全戸消毒〜県が消毒薬を直接購入し偶蹄類家畜飼養全農家へ配布する。
(2)家畜市場消毒・細霧装置リース〜県内6カ所の家畜市場再開に際し、入退場車両消毒用の消毒薬を市場開設者へ配布するほか、人の消毒に用いる細霧装置を県がリースし設置する。
(3)と畜場消毒〜県内5カ所のと畜場で入退場車両消毒に用いる消毒薬をと畜場開設者へ配布する。

2.農家経営安定対策
家畜市場の開催が延期されたことにより農業経営に支障をきたしている畜産農家に対し、その改善を図るために必要な運転資金を融通する。
○資金名:長崎県家畜伝染病対策支援資金(農業近代化資金(知事特認資金))
○貸付対象者:開催が延期された家畜市場に出荷を予定していた畜産農家
○資金使途:家畜市場が延期している間に必要な飼料代等の費用
○貸付限度額:個人・法人ともに1経営体当たり500万円以下。
 但し出荷予定の家畜1頭当たりの上限額は下記の通り。
  -和牛〜35万円(農協等仮渡金と合計して35万円)
  -豚〜1万5千円(5月に出荷予定であったものに限る)
  -乳用種スモール〜2万円(同上)
  -その他の牛〜10万円(同上)
○貸付利率:無利子
○償還期日:平成22年10月29日(家畜市場開催で収入があった場合は繰上償還)
○融資枠:5億円

長崎県の支援事業決定の後になったが、国も5月28日、口蹄疫対策特別措置法を可決して本格的な対応に乗り出した。冒頭の動画は、自民党のYoutubeネット放送・LDPchannelより、口蹄疫対策特措法のポイントを解説したものだ。解説者は自民党の宮腰光寛氏(農林部会長・口蹄疫対策本部事務局長)である。

畜産業者以外の県民の皆様にも、次の2点について、ぜひご理解・ご協力を賜りたい。1つめは、県内主要港湾・空港における消毒へのご協力である。県内の空港や港では、口蹄疫侵入防止のため、消毒マットによる車両のタイヤ及び靴底の消毒を行っている。通常の通路に置かれているので、必ずしっかりと踏んで出入りするようお願いしたい。

2つめは風評被害対策へのご理解・ご協力である。この記事をまとめるに当たり、スタッフがネット上で見つけた記事を見せてくれた。ある大手の相談掲示板上で、「神戸の子供が長崎に農業体験の修学旅行に行くが、長崎の口蹄疫は大丈夫か?神戸牛に感染させてしまうのではないか?」という母親の質問が掲載されていた。回答した方は、これも一般の方のようだったが「長崎で感染の報告はないし、もし今後あったとしても健康上の心配はない。むしろ最悪のケースで旅行のスケジュールが数時間程度狂うかも知れないという事くらいだ」と答えていた。

母親の杞憂を笑っている場合ではない。畜産業・食肉業だけではなく、観光業その他にも影響が出るおそれもあるということだ。県民ひとりひとりが正しい知識と情報を身につけ、風評被害の防止に努める必要があるだろう。

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