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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

一問一答

2009年 4月

気候の温暖化に応じた計画・対策はとられていますか?

県民の質問
CO2削減に関して、長崎県ではどのような対策をとっていますか?
野本の回答

長崎県は従来の「公害防止条例」「自然環境保全条例」「環境美化の推進に関する条例」に地球温暖化対策などを追加した新しい条例として、「長崎県未来につながる環境を守り育てる条例」(略称:未来環境条例)を2008年3月に公布しました。
これに基づき、県では発生したCO2を吸収するための森林整備を進める一方、CO2の発生を抑えるための対策について県民や事業者、市町村と一体となって取り組んでいます。各種の啓蒙活動、大規模駐車場のアイドリングストップの周知、温室効果ガスを多量に排出する事業者には削減計画の策定を求め、漁業者・農業者には省エネ機器の導入支援を行っています。
皆さんは日頃、エコ活動としてどんな事を意識されているでしょうか。ゴミの分別、エコバッグ、アイドリングストップ、使っていない電気機器のスイッチを切る。小さなことでも、環境を意識しながら続けていくことが大切だと思います。

県民の質問
CO2を徐々に削減していっても、急に温暖化がストップするわけではないし、少なくともこの先何十年かは温暖化が進むものとして対策を講じなければならないと思います。青森のリンゴ農家が、温暖化に伴って北海道に移転しているというニュースをみました。長崎県の農畜産物の変化はどのように予測し、対策していますか?
野本の回答
長崎海洋気象台のデータによると、県内ではここ5年間の年平均気温が平年より0.7度高く、特に7月以降の35度を超す猛暑日も増えています。温暖化による農作物の影響としては、米のモミがあまり膨らまない、温州みかんが色づきにくいなど品質や収量の低下が発生しています。
このため、県では高温でも品質低下が少ない米「にこまる」の作付拡大や温州みかんの着色促進・品質向上に有効なシートマルチ栽培の推進などの対策を進めています。
また、今後は温暖化によって台風も大型化することが予測されているので、低コスト耐候性ハウスの整備を促進し、ハウスの補強や防風資材の導入を進めています。
更に今年度から、温暖化に適応する温州みかんやいちごの品種探索も始めるそうです。
県民の質問
NHKの番組で、100年後の九州沿岸は熱帯の魚が泳ぎまわるというような予測を見ました。既に今までには獲れなかった南洋の魚が獲れているようですが、漁場の変化にどのように対応していくのか、対策計画はありますか?
野本の回答
養殖事業に関しては、養殖適地が北上するものと予測され、また高水温の長期化による感染症の増加などが懸念されます。
長崎県では、新たな養殖魚種として、温かい海に生息するハタ類の導入を手掛け始めています。
国は昨年度から「地球温暖化による沿岸漁場環境への影響評価・適応技術開発」事業を始めており、その成果を注視しながら対応することも必要になるでしょう。
このように、農業者・漁業者の皆さんは柔軟な対応を迫られることになりますが、私たち消費者にも努力が必要だと思います。
人間は、食べ慣れないものはなかなか口にしません。しかし消費者が環境の変化に対応できずに「遠い土地から今まで食べていたものを取り寄せればいいや」と考えていると、その保存や輸送にはCO2が発生するので、余計に温暖化を進めてしまいます。
私は、地産地消もまた「エコ対策」だと思います。消費者が積極的に地元の産物を取り入れていくことが、地元の産業を応援し、温暖化対策に寄与することにもなるのです。
一問一答
毎月1日に更新しています。
県民の皆さまにいただいたご意見・ご質問を、私が調べたり、関係部署に問い合わせてお答えしています。
一級建築士としての野本三雄にご質問をいただくこともございます。
皆さまのお声をお待ちしています!
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