更新情報 | ブログ | トピックス | 県政研究 | 一問一答 | 活動報告 | 議会質問検索 | これまでの記事

長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

県政研究

2009年 2月

県庁舎整備懇話会の提言案まとまる!
長崎魚市跡地に県警本部を含め新築移転が適当との結論

県庁舎整備懇話会は、昨年7月の第一回会議から審議を重ね、本年1月24日の懇話会で提言案を示した。最終意見を取りまとめた上で、知事に提言をすることになる。知事はこれを2月末の県議会に示し、最終判断は県議会で決せられることになる。

提言案では、移転の是非・移転先について「長崎魚市跡地に新庁舎を建設することが適当である」と結論付けている。今回は、この提言案の内容をご紹介したい。

新庁舎建設が適当であるとする理由

「現県庁舎は老朽化、狭隘化、分散化が著しく、行政運営などに支障をきたしている。耐震性と防災拠点機能の確保は緊急課題であり、新庁舎建設が適当である」としている。

一方、現地建替え・改修案については「改修しても再び建替えの検討が必要になるため無駄な投資になる」、「耐震改修をしても老朽化・分散化・狭隘化という現状の問題点の解決にはならない」「耐震改修をしても国の基準には達しない」などを理由に退けている。

魚市跡地選択の理由

魚市跡地は「中心商店街からも徒歩圏内」であり、「新JR長崎駅と直結することで長崎市の総合的な街づくりの一翼として整備することができる」として、移転先として適当と判断している。

また、県央地域(大村市・諫早市など)への移転案については、「長崎魚市跡地への投資を無駄にできない」、「長崎市に集中する国の出先機関なども一緒に移転するのは困難である」として退けた。

新庁舎のあるべき姿・機能について

整備にあたって、県財政への負担の軽減に務めた上で、以下のような機能を整備する必要があるとしている。

(1)効率性・利便性等の基本的な機能
  〜効率的な事務執行を確保する執行環境、省エネ対応、県民の利便性向上、情報化への柔軟な対応などが求められている。
(2)防災・防犯の為の機能
  〜防災拠点としての機能(ヘリポート設置など)、防犯・交通安全のために迅速・的確に対応できる機能が求められている。
(3)交流のための機能
  〜県民の交流のためのホール、県産品などの情報発信機能、国際交流の窓口としての機能など、人とモノの交流を拡大する機能や、お年寄りや身体障害者などに配慮した施設整備を行うことが求められている。
(4)シンボルとしての機能
  〜県のシンボルとして、便利で親しみやすく、景観にも十分配慮することが求められている。
(5)まちづくりのための機能
  〜長崎のまちの魅力と交流機能を高め、その効果を長崎県全体に波及させるきっかけとすることを目指し、まちづくりのグランドデザインを描くことを求めている。

野本の考える「なぜ、今なのか」

県庁舎問題に関しては、しばしば、「県財政の逼迫している今、なぜ県庁舎整備なのか」という問いが繰り返される。
しかし、私はむしろ、「今こそ」なのだ、と訴えたい。
県庁舎に関しては20年以上の長きに亘り議論が尽くされてきた。昨年来、この議論が煮詰まってきたのは、新幹線整備の為に長崎駅舎周辺の整備費が国から補助を受けられ、大地震の頻発で耐震補強の必要性に関して県民の理解が得られ、移転候補地である魚市跡地の埋立工事の完成も近いという複数のタイミングが重なったためである。
さらには、県庁舎とその周辺を整備することで、どれほどの雇用が創出できることか。この事業は長崎の景気の強力なカンフル剤となりうる。まさに今こそが、切り札の使いどきであると考える。
この提言は、次の2月議会で俎上にのせられるはずだ。そろそろ「移転するかしないか」という足踏みはやめて、「新しいまちづくりをどうしていくか」という前向きな段階に話を進めたいと期待している。

県政研究
毎月1日に更新しています。
県議会や委員会で質問した内容のほか、さまざまな県政に関する課題を検討しています。
皆さまのお声を、ぜひお寄せください。
▼過去の県政研究を読む

更新情報 | ブログ | トピックス | 県政研究 | 一問一答 | 活動報告 | 議会質問検索 | これまでの記事