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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

県政研究

2009年 1月

『平成21年度重点施策推進プログラム(案)』発表!
長崎県を活性化する3つの重点施策ポイントと「2012年大型イベント」とは?

昨年(2008年)11月27日、長崎県は『平成21年度重点施策推進プログラム(案)』を発表した。2005年8月に策定された『ながさき夢・元気づくりプラン(長崎県長期総合計画の後期5か年計画:平成18年度〜22年度までの5年間の計画)』に沿い、平成21年度(2009年度)の施策推進方策を示すものだ。

厳しい社会情勢下における長崎県の姿勢を示すものなので、皆様にもしっかりご理解いただいた上で、今後の予算審議に注目していただきたい。

来年度の重点目標

『ながさき夢・元気づくりプラン』の基本的な方向は「交流とにぎわい 長崎の郷土づくり」である。産業振興や観光資源の整備により、人・文化・経済の交流を総合的に活性化しようということで、これまでにも様々な分野で長崎の元気のよさを印象付けている。たとえば、県が造成した工業団地への大手製造業の進出決定、農水産品の長崎ブランドの定着、人とモノの交流を促進する九州新幹線西九州ルートの整備の開始、諫早湾干拓の営農開始など、着実な成果を見出すことができる。

しかし、外部的な要因、即ち、原油価格の高騰、原材料価格の上昇、金融不安などにより、本県の産業には深刻な影響がでている。加えて、食品の産地偽装問題など、食の安全については、消費者から生産・流通・行政の毅然たる対応が求められている。

そこで来年度の重点目標は次の3点が挙げられている。基本方針に即した「@交流を拡げる魅力的なまちづくり」、厳しい経済状況下でも耐えうる産業の体力を育むために「A競争力のあるたくましい産業の育成」、そして食の安全・子どもと高齢者の福祉・環境回復保全を柱とする「B安心で快適な暮らしの実現」である。

「2012年大型イベント」の開催とは?

「@交流を拡げる魅力的なまちづくり」の施策の中に、「2012年大型イベント」という用語があって戸惑われる方も多いだろう。

2010年の上海万博・NHK大河ドラマ『龍馬伝』放映、2011年鹿児島新幹線前線開通という盛り上がりを、長崎の観光の起爆剤にしようという『2012年大型イベント構想』は、その名の通り具体的には何も決まっていない状況である。2012年の本番を前に2010・2011年にはプレイベントを行うことが検討されており、2009年度はその骨格を決め、数年間をかける大プロジェクトの方向づけを行う大事な年になる。

イベントの内容は決まっていないが、その趣旨を「集客を増やす」ことではなく、「まちづくり」としているところがこの計画の特徴である。現在、県内の各地域が、ガイドの育成や体験型メニューなどの観光地づくりに取組んでいる。観光関連業種ばかりでなく、まちぐるみの活性化策としてさまざまな住民やボランティアが参加する試みは、すでに長崎市のさるく博の成功で全国的にも認められている。

長崎の観光の三本柱を融合させた、今後につながるイベントにしよう!

こうした観光地づくりを一定の目標をおいて加速度的に進めていくために立案されたのが『2012年大型イベント』である。行政がトップダウンで開催する行事ではなく、趣旨に賛同する市町を募り、皆で作り上げていこうとする試みとなる。一つの方向性としては、長崎の教会群を世界遺産に登録しようという動きに連動したものにしてはどうかということが挙げられているが、その切り口だけでは参加できる市町が限られてしまうのではないかという危惧を覚える。

私は以前から、中国との数千年に及ぶ交流を記念するイベントを開催したいと提案してきた。中国との交流を柱にすれば、長崎県全土に何らかの係わりを見出すことができるはずだ。

長崎の観光の柱は「キリスト教文化に関する観光」「中国文化に関する観光」「日本の近代産業に関する観光」という三点に集約されると考える。今回のイベントもそれらを融合させた計画にしてはどうか。それを成功させることができれば、後々につながる観光の柱を作れるはずである。

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