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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

今月のトピックス

2008年 12月

平成21年を「ながさき和牛」の年にしよう
年賀状には黒い肉牛の絵柄をお選びください!

ながさき牛のブランド力アップを!

師走の声を聞き、あわてて年賀状の用意をしている方も多いことだろう。来年の干支、丑(うし)を描けと言われたら、日頃牛に縁のない子供は白黒の”牛柄”、ホルスタイン種の乳牛を描く。牛乳やバターのパッケージで目にすることが多いからだろう。

しかし長崎で牛といえば、黒毛か褐毛の肉牛である。「ながさき和牛」は平成3年に全国第6番目のブランドとして公正取引委員会の承認を得た、歴としたブランド和牛なのだが、知名度はまだまだといったところだ。

ブランド和牛というとまず思い浮かぶのが松阪牛(まつさかうし)。三重県中部の松阪市近郊で肥育される黒毛和牛をいう。但馬牛の他、全国各地から子牛を買い入れ、肥育農家で3年程度肥育する。肥育は牛舎で主に穀物類を与え、放牧を行なうことはない。

この、全国から買い求められる子牛のうちの多くが、実は長崎県の離島で育った子牛である。長崎県は古くから、離島地域を中心に子牛を生産・出荷し、大村湾・島原半島周辺地域を中心に肉牛を肥育しており、他県への子牛の供給のほか、県内では一貫生産しているのである。ながさき和牛は潮風に運ばれた塩分とミネラルを豊富に含む牧草を食べて悠々と育っているため、肉質も風味も豊かなことが特徴だ。

現代の一般消費者に対する知名度は高くないが、長崎の和牛の優秀さは古くから全国に知られていたらしい。鎌倉時代(西暦1300年頃)に書かれた、「和牛の著名十産地」を紹介した「国牛十図」にも、いの1番目に壱岐の筑紫牛、2番目に平戸・松浦の御厨牛が紹介されるほどで、長崎は歴史的に銘牛の産地として認識されていたのである。

この社会的な評価をもう一度取り戻すにはどうしたらよいだろう。まず、平成24年に予定されている、第10回全国和牛能力共進会長崎大会を目標に、「ながさき和牛」ブランドの周知と品質向上を図る必要がある。この大会は和牛のオリンピックとも言えるもので、5年に一度開催され、「種牛の部」と「肉牛の部」の2部門で日本一が争われるのだ。地元開催のこのチャンスを逃してはならない。

平成24年なんて先のこと、来年(平成21年)の話をしても鬼が笑うのに…と思ったら大間違い。酪農家の努力が既に始まっているのはもちろんだが、ながさき和牛が広く認知されるには、地元の長崎県民が十分にこの肉の旨味を知り、愛し、誇ることが大切だ。年末年始のごちそうに、お歳暮に、ぜひ検討していただきたい。そして年賀状には、愛すべき黒や褐色の肉牛を描いてみよう。平成21年丑年は、ながさき和牛の年にしたい!

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地元・長崎の話題を中心に、季節の話題から行政の話まで、肩のこらない読み物にしたいと考えています。
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