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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

今月のトピックス

2007年 11月

11月1日は「灯台の日」
日本最古の鉄製洋式灯台は伊王島灯台なのです

右下が「伊王島灯台記念館」、七管海上保安本部海洋情報部HP写真より
(▲写真:右下が「伊王島灯台記念館」、七管海上保安本部海洋情報部HP写真より)

伊王島灯台は、“条約灯台”と呼ばれています。

1866年(慶応2)幕末に、アメリカ、イギリス、フランス、オランダとのあいだで締結された改税条約(江戸条約)の約束によって、8基の洋式灯台が建設されました。観音崎(横須賀市)、野島崎(東京湾口)、樫野崎(紀伊半島串本)、神子本島(下田)、劔崎(三浦半島)、佐多岬(鹿児島)、潮岬(紀伊半島先端)と伊王島です。当時、長崎への航路が重視されていたことの認識を新たにします。

点灯が一番早かったのは、1869年(明治2年)の観音崎灯台で、伊王島灯台は、それから2年後の1871年の初点灯。「灯台記念日」は、観音崎灯台の起工日から11月1日とされています。

伊王島灯台は、鉄製の洋式灯台としては我が国最古の灯台で、イギリスから輸入した鉄材が使われたそうです。残念ながら長崎原爆時に被災し、取り壊されて、今ではコンクリート造灯台になっています。当時を物語るのは6角形の台石と、灯台ドームのみ。現存すれば国指定重要文化財は間違いなしと……残念!

灯台の崖下に「旧伊王島灯台吏員待息所」があります。1877年(明治10年)7月31日建設で、設計はイギリス人R.Hブラントン、棟梁は伊王島の大渡伊勢吉です。構造様式は正面列柱吹放桟瓦葺寄棟造の無筋コンクリート造の明治初期洋館住宅で、県指定有形文化財となっています。現在は「長崎市伊王島灯台記念館」として一般公開展示されています。入館無料。12月29日から1月3日までと毎週月曜が休館です。

灯台長専用のトイレが一般職員用と別に設置されているのをみて、「八の字髭の官員さんの威厳」を脳裏に浮かべて明治を感じたのは私だけでしょうか…?

伊王島へは、長崎港大波止桟橋から海路約20分。快速艇で市街地や造船所を見ながらの船旅。灯台には島内バスや貸し切り自転車で行きます。“長崎さるく旅”で、ゆっくりと景色を楽しみながら歩いてみるのもお勧めです!

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地元・長崎の話題を中心に、季節の話題から行政の話まで、肩のこらない読み物にしたいと考えています。
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