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長崎県議・野本三雄の『長崎 夢、確かなカタチに!』

県政研究

2007年 4月

“バイオマスタウン循環型まちづくり西海市”が発足
次は、“ひまわりの南島原市”や“つばきの五島市”を!
(2ヶ月連載・2)

長崎県の花木、五島市の市花・ツバキ
(写真:長崎県の花木、五島市の市花・ツバキ)

(前月号より続き)

長崎県では西海市がバイオマスタウンの第1号!

バイオマスタウンは全国で平成19年1月現在65選定されている。九州で10地域、長崎県では1箇所、西海市が計画を策定している。西海市バイオマスタウン・プランは“自然と共栄する循環型社会”をめざすとしているが、農林漁業廃棄物などの活用を主目的としている。

バイオ燃料の原料となる資源作物等の導入―南島原市の“ひまわり”に注目したい!

私は、先の県議会で諫早干拓地の広大な自然干陸地に菜の花を栽培し、菜種油のバイオエネルギーを中核とした循環型農村づくり計画の検討を提案したが、県当局は調整池の水質保全を心配して消極的な姿勢であった。

滋賀県や京都府では、菜種油でのディーゼル燃料活用のテスト段階に入っている。千葉県では、財団を設立し搾油機器の無料貸し出し制度をつくり、バイオエネルギーの普及に努めている。県の「バイオマス マスタープラン」では“現在、県内に栽培実績がないから”と資源作物の導入に積極的ではないと感じるが、バイオを梃子とした地域おこしに指導力を発揮されるよう県に期待している。

ツバキは県の花木だが、バイオエネルギーのチャンピオンだ。五島市などの取り組みも可能ではないか。ツバキの木植栽日本一の長崎、他県には真似のできないテーマだ。

平成18年に新市として発足した南島原市は,市花に“ひまわり”を選んだ。
選考理由に「みんなに幸福と元気をもたらす・・・南島原市のキャッチフレーズ“南向きに生きよう”に一番合った花」とある。ご当地の有線テレビ局も“ひまわりTV”という。その心意気を感じる。

ひまわりの種からは食料油が採れる。温室暖房用は勿論のこと、農業用自動車の燃料に使うこともできる。ここに新しい循環型まちづくりを期待したい。

長崎県はバイオマス利用のユニークな実績を持っている

かつて、邪馬台国研究家で作家の宮崎康平氏は、島原市の農園に家畜排泄物を使ったメタンガス発生装置をつくり、バイオマスエネルギー活用の先鞭を付けられた。

松浦火力発電所の木質バイオマス(林業廃材など)の燃料化や松島火力発電所の下水道汚泥一般廃棄物の炭化燃料化実証試験、ハウステンボスの循環型まちづくり、上五島町のツバキ油作り、壱岐市芦辺の人畜排泄物の肥料化など、県内には全国的にもユニークなバイオマス利用の実績がある。それらの努力を引き継いで、循環型システムを構築し地域づくりを進めたいと思う。

(2007年3月号からの2ヶ月連載記事・完)

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