県の「不適切な物品調達の経理事務」の根本的解決策を探ろう

不適切事務処理の解明と対策に県議としての責務を痛感
県議会は12月県議会の集中的審議で県の対応を正す方針

10月30日の県議会決算特別委員会開催中に長崎県庁の物品調達不正経理問題が報道された。その後、問題点の解明が進展するにつれて、県行政全体の信頼性を失墜する事態を招いている。私は県会議員また監査委員として“県政の適正な執行を監視する”役割を十分に果たすことが出来なかったことを遺憾に思う。

長崎県議会は、11月24日(金)に議会運営委員会と全員協議会を開催し、金子知事から「物品調達等外部調査委員会」の報告内容の説明を受け、私的流用をした職員の懲戒免職・告訴など、現状における県の対応が説明された。

また、県議会は、29日に本会議を開催し、各会派の代表(自民5、改革2、新風1、公明1、県民党1、共産1)による質疑応答による集中審議を行った。今後は、県行政の対応が示された後に議会としての解決策を検討することになった。

まず、不正経理発生原因の究明と分析を急ぐ

今回の問題の内容は、上記外部調査委員会の報告書「メルマガ長崎県・第119号」によって、概要を知ることが出来る。

外部調査報告書では、不正経理による裏金づくりが、地方自治法や県財務規則に反する違法行為であり、他部局への裏金融通なども厳しく対処すべきものと指摘している。

「メルマガ長崎県」で、金子知事は不適正処理の具体的な内容を次のように説明している。事業費予算が確保しやすい建設事業関係の課などから事業費

長崎県議・野本三雄の『長崎・夢、確かなカタチに!』
2006年
12月号
トピックス
ブログ:最新号でご覧ください
県政研究(このページです)
野本三雄の一問一答
活動報告
後援会からのお知らせ
これまでの記事:最新号でご覧ください
議会質問検索:最新号でご覧ください
野本三雄のプロフィール:最新号でご覧ください

が厳しい課部局、たとえば学校・福祉事務所・県税事務所などの出先機関に消耗品の配分をしていると例示している。

安易な事業推進への熱意が、不適切な処理を発生させ、慣行化エスカレートして遵法精神を麻痺させた。そして、私的流用で職員の懲戒処分など破局的結末を迎えたとみられる。

速やかに、原因を究明し対策を実行し不適切処理の再発防止に取り組む必要がある。構造的に、適切な事務処理が行われるシステムを構築しなければならない。

県民の信頼回復に県議会も全力を傾注していく

金子知事は、「組織や職員の意識改革、事務処理の改革はもちろん、新に必要な物を適切に購入する予算の仕組みづくりなどに全力で取り組む」としている。

県議会としても、県政に対する県民の信頼を回復するため、議会各派協議会の検討によって12月の県議会において一定の前進を得るべく具体的な行動をはじめた。

予算の仕組みや執行について、硬直化した法規に問題点が有ると指摘する意見もある。柔軟な運用を可能とするための法規改正も視野にいれて、事業の適正な運営を可能とするシステムの実現に、私も全力傾注をお約束する。

県監査委員会も対応を強化

県監査委員会は、これまでの監査で不正経理の発見ができなかったことを反省し、今年度中に問題部局の重点的監査をし、不適正処理の発生防止に努めることにしている。

不正支出問題