長崎魚市場の活性化対策と
活魚集散基地構想

3月県議会で、野本は水産行政について「長崎魚市場の活性化」と「調査捕鯨船の長崎県への入港促進」について質問。今回は、「長崎魚市場活性化」部分をご覧ください。

野本三雄野本質問:
長崎魚市場は、平成元年、新長崎漁港へ移転してから17年が経過しておりますが、当初計画の23万5千トンにたいして、以西底びき網やアマダイ延べ縄船の相次ぐ減船などにより、平成17年の取扱高は12万8千トンと、計画の半分近くになる厳しい状況にあります。長崎魚市は、本県水産物流通の拠点でありますので、その活性化を図ることは、県の水産業振興上、極めて重要であります。

県においては、これまで活魚施設の増設や海水殺菌装置の整備、観光バスの受け入れなどの対策をとられてきたことは承知しておりますが、市場間競争の激化や流通の多様化など、社会情勢の変化に対応するためには、魚市場条例の改正や仲卸売場などの施設の弾力的な運用などの対応が必要と考えております。

これらにつきましては、現在、長崎魚市場関係団体及び県による連絡調整会議が設置され、市場施設の管理や市場運営の円滑化な推進を協議されていると伺っておりますが、今後とも、県として開設者の立場で的確に対応するよう要望しておきたいと思います。

長崎漁港の活性化対策として、特に申し上げたいのは、現在、新長崎漁港沖に建設長崎新漁港視察が進められている沖防波堤の背後に形成される静穏域の活用であり、今年の初めに新聞でも取り上げられている活魚集散基地構想であります。
長崎県議・野本三雄の『長崎・夢、確かなカタチに!』
2006年
6月号
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これは、この静穏域に蓄養、養殖筏を設置し、魚市場における活魚の取り扱いの拡大を図るものであります。

この構想の実現は、長崎魚市場の活性化につながるものであり、大いに推進すべきと考えますが、県のお考えをお伺いします。


本田水産部長本田水産部長答弁:
港に20ヘクタールの静穏域ができる
魚の畜養・養殖への活用に
積極的な取り組みをします
新長崎漁港沖防波堤の背後に形成される静穏域の活用についてのお尋ねでございます。

現在、整備中の沖防波堤につきましては、完成後には、その背後の航路、泊地以外の水面に畜養や養殖用の筏を設置できる波の静かな水域が約20ヘクタール形成されることになります。

この沖防波堤は、平成18年度に完成する予定であることから、現在、地元漁協や魚市場関係者等の間で、この水域の活用方法について協議が行われております。

県としては、関係者の協議が整うよう積極的に協力してまいります。

野本三雄長崎魚市場開設者である長崎県の
積極的なリーダーシップ発揮に期待!

(県当局の答弁後、議席から大要次のような要望をしています。)
「長崎魚市場の卸買受人は、平成11年の許可切り替え後、今日まで8社が廃業した。水産物運送業者は2社が廃業している。原因は魚市場の取扱量の激減にある。

県は長崎魚市場の開設者としてリーダーシップを発揮すべきである。衛生的市場施設整備でも、量販店などの要望に応えるため、松浦魚市の“おさかなドーム”のような施設も必要であろう。必要ならば魚市設置条例の改正も視野に入れた積極的な取り組みを要望する。」
(議事録はまだありません。水産部長答弁の見出しは、野本が付けました。この記事の文責は野本三雄にあります。)
2006.3県議会質問レポートB