桃太郎伝説は師説である
今月の雑感
写真日誌
私は企業の研修の場などで、よく桃太郎の話をします。野本説桃太郎では雉・猿・犬が家来に選ばれた訳が話題の中心で、次のような話です。

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雉――なぜ多くの鳥の中から雉を選んだか、雉は静かに地を這う、「雉も鳴かずば撃たれまい」との諺どうり、飛ぶときは低空である。即ち、偵察して情報の収集に適しているからである。
猿――猿は人間の祖先ともいわれ「獣中に智の勝りたる義なる」とあるように、人間は豹変するの不安これあり、猿の知恵を買った。
犬――賢くて、よく人に馴れ従順である、3日飼えば一生恩を忘れないといわれている。臭覚・聴覚が優れていて攻撃力が抜群であるからだ。
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即ち、桃太郎は情報(雉)、作戦(猿)、行動(犬)が鬼退治に必要不可欠と考えたのでしょう。“プラン・ドウ・シー”の経営の3要素が、5百年前に創られた噺の中にもありました。作者不詳の噺作者に拍手を贈りたい気持ちです。
たわごと
ばくせいきのコラム
海の変化と
海辺の花に心奪われる島の春
「春一番」の島、壱岐市が、この3月に誕生1周年を迎えた。
壱岐の春は対馬暖流のためか本土に比べて、ひと月早いと感じる。

「春一番」という季節用語は壱岐が発祥地だ。黄金色に輝く夕日の海が、沖合いの三島をシルエットに刻々と色彩を変えていく様を、郷ノ浦港の「春一番の丘」から見るときは、しばし時の過ぎていくのを忘れる。

壱岐市制の2年目が、この春の壱岐そのままに、穏やかで彩り豊かなものであることを願う。
          (↑スケッチ:オニノゲシ 草丈50〜60p)

小さなメジナだと馬鹿にしてはならない。背切り(うろこと頭内臓を取り背骨は取らずに薄切りにする)にして、きざんだ小葱を加えると、骨ごと食べられる。酒の肴に最適。

海辺の花が風に揺れる

3月、暖かな日の磯辺は初夏である。すみれ、薄緑のトウダイグサやオニノゲシの花が風と話を交わす。岩場に腰を下ろすと、うつらうつらと青空に浮かぶ雲になる。
壱岐の島。豊かな自然の島は憩いの島だ。
(←スケッチ:トウダイグサ 草丈10〜20p)
トウダイグサは小さく、オニノゲシの花は大きい
釣り人の楽しみ
「春一番の丘」から湾口を郷ノ浦大橋で渡ると「弁天崎公園」だ。公園の岩場から釣竿を入れると、春はメジナ、クサブ、アラカブなどが釣れる。
写真日誌
発信・発進・発振
三豊会政経を改組
「はっしん長崎の会」として発足
三豊会政経懇話会は企業加入の会で野本三雄後援会の中核の会であります。このたび、「はっしん長崎の会」に改組して、平成17年3月10日の総会を元船町のBGカフェで開催し、即日発足をすることにしました。
加入は企業単位で、会費は無料とします。

「はっしん長崎の会」の名称は、次のことから採りました。
   発信・・・・情報の発信
   発進・・・・機を見るに敏である出発
   発振・・・・政治に動き、振動をあたえる

詳しいことは事務局095−855-1124にご照会ください。
1月30日 長崎市の中央調理師会総会に顧問として出席。
恒例の“包丁式”をみる。会場はニュー長崎ホテル。
2月3日 五島に椿栽培の岩永章さんを訪問。写真の椿名は“マリア様”。岩永さんの夢は、五島玉之浦での「世界椿サミットの開催」。
2月某日 まき網漁業の後継者不足の解消に省力化のために、滑C研さんが開発した「網処理装置」の話を聞く。10〜20人程度の網上げ作業が3〜5人で可能の優れもの。この装置は水産庁の補助事業で全国展開をめざす地場産業の活躍に期待している。 2月20日 平成17年度長崎市ソフトボール協会に副会長として出席。場所は魚の町の市民会館。今年の競技会計画や予算を決める。長崎市合併の旧6町の当協会への加入は来年度までの宿題になった。  1月26日 「IG経営塾新春セミナー」で研修に参加。「経営の本質」について。講師は岩永經世先生。
昨年12月、長崎新聞政経懇話会から「成功の名言録308リーダーはかくあるべしプレジデント編」なる冊子を頂いて、その中に樋口会長さんの“人間桃太郎集団論”が展開されていました。

要旨は「人間は桃太郎集団であると題して、桃太郎の部下には犬猿雉がいる。多様な部下がいてこそ桃太郎は鬼を退治できた。企業においても部下たちの個性が均一であったら価値観が多様化した現代社会に対応できません。」ということだと読み取りました。

この“桃太郎人間組織論”は、まさにわが意を得たりでありましたので、この話をそっくり勝手にいただいて、私の“桃太郎経営情報処理論”に加えたいと思うのです。

蛇足――広辞苑によると「桃太郎は昔噺。桃の中から生まれた桃太郎が犬猿雉をつれて鬼が島の鬼退治をするという話。室町時代(14〜15世紀)の成立で、忠孝勇武の徳を謳歌している。作者不詳。」なのだそうな。
桃太郎の話を、ここで話題に取り上げたのは、アサヒビールの樋口廣太郎会長さんが桃太郎の話をされていることを知ったからです。