「佐賀長崎新幹線」に名称変更したら?
新幹線は誰のためのものか、佐賀県民の犠牲は求めない
長崎新幹線は長崎のために佐賀県が葉隠れ精神で協力するのだという声がする。それに対して佐賀の犠牲はまかりならぬという声が出るのは当然だ。犠牲であってはならない。

「長崎新幹線」という名称は、それが長崎のためのものという誤解を生んでいる。

西九州地域全体の発展のためにあるのだから、名称から改めたらどうだろうか。名称を「佐賀長崎新幹線」また「九州新幹線佐賀長崎ルート」に変更するのだ。

佐賀の中央を横断する重要性
佐賀県の地図を、よく見てみよう。

新幹線長崎ルートの計画路線は佐賀県のど真ん中を横断する。これに対して、九州新幹線(鹿児島ルート)は、佐賀県の西端を新鳥栖でかすめているが、福岡と熊本を結ぶ路線に過ぎない。地域振興にどちらが貢献するのだろうか。

新幹線並行在来線の経営問題から佐賀県南部地域の声は聞くが、佐賀・唐津・武雄・嬉野・伊万里・有田などの佐賀県民の意見は、あまり聞こえてこない。真に佐賀県民の多くが長崎新幹線に反対なのか考えを聞きたい。
県政研究
佐賀長崎新幹線(佐賀長崎ルート)として佐賀県民の総意を問おう
“名は体をあらわす”という。この際、路線の特性を現す佐賀長崎新幹線(佐賀長崎ルート)として、佐賀県民の総意をきくべきだろう。

名称にこだわるべきでないというのは、長崎人の驕りである。

かつて、高速自動車道路の名称が「長崎自動車道」であることに、経由地無視はまかりならぬという佐賀人の声があがったことを忘れてはならない。
人の心を大切にしようではないか。

長期展望で取り組まなければ、佐賀長崎の未来は無いと私は信じる。

我々の生活は速いスピードで広域化する。
これに対応して、国の地方制度調査会や自民党の国家ビジョン策定委員会などで地方分権・道州制も検討される時代である。

広い視野で地域のことを考えたい。新幹線の問題も広域かつ長期的展望で取り組んでいきたい。

  →参照:国の地方制度調査会の議事録
【長崎本線かもめ停車駅乗車数】
  駅   名 乗車人員(人/日)
  博多 97,900
  二日市 6,500
  鳥栖 6,500
  佐賀 10,400
  肥前山口 1,100
  肥前鹿島  1,200
  諫早 5,600
  浦上 1,900
  長崎 11,200