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隔月連載 野本三雄の追跡レポート
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長崎チンチン電車
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長崎チンチン電車C人を運ぶ役割分担



リストマーク 自家用車からバス電車への移行が課題です
「路面電車が延伸されても、バスのお客さんが電車に乗り換えるだけで、自家用車は減らない。」という意見があります。それでは、路面電車延伸の効果は期待できません。公共交通機関の共存共栄が前提でなければなりません。

自動車の増加で、道路を造っても、造っても、交通渋滞の解消に追いつかないのが現状です。ひとりしか乗っていない通勤自家用車が道路にひしめき合っているのですから、大量輸送のバスや電車が利用されたら、交通渋滞がなくなるだろうと誰でも思うでしょう。

人は“速くて、安くて、安全で、便利で、楽しい”交通機関を選びます。バスや電車は、その期待に応えなければなりません。
そのための、いくつかの“シカケ”があります。

長崎市の「路面電車北部延伸検討協議会報告書」で、取り上げている3つのシカケについて考えてみます。

リストマーク (1)公共交通機関の利用料金の軽減と、定時制・速達性・快適性の向上
バスレーンの設置、電車の速度を上げること。3月から導入された軽快低床電車(LRT)は、軽量でスピードも速く、登坂力も高く、快適性もあり車椅子も乗れます。車両購入費が高価なのが難点で、平成15年度は国と長崎市が購入費補助をしています。

フランスの電車では、一枚の通勤定期券で日曜日には家族みんなが利用できるというサービスで効果をあげているそうです。

リストマーク (2)パークアンドライド駐車場の設置
パークアンドライド駐車場とは、都市周辺部に駐車し、そこから都心部までバス・電車の公共交通機関に乗り換えるための駐車場のことで、都心部の車の量を減らすのが目的です。

特徴は、公共交通機関への乗り換えが便利なこと、長時間駐車料金が割安なことなどです。上高地や鎌倉市の事例が有名。九州では日田市がひな祭り期間に限りゾーンバスと併用して実施し効果をあげています。

あまり知られていないようですが、長崎市でも実施されています。長崎市平和公園駐車場、松山町駐車場(ラグビー・サッカー場地下など)、県営野球場駐車場の3箇所、合計で普通車521台、バス51台の駐車場が確保されています。これらは長崎市のホームページで地図や料金が紹介されています。

高速自動車道の長崎延長と出島バイパスの完成で、長崎市の南部への圏外車両の流入が増えるでしょう。常磐町トンネル出口付近にもパークアンドライド駐車場ができれば、効果が期待できそうです。本格的な取り組みが必要でしょう。

リストマーク (3)ゾーンバス、シャトルバスの運行
路面電車の北部延伸完成後の計画案として、住宅団地などの開発が進んでいる「桜の里・三重・光風台」とのゾーンバス・シャトルバスをあげています。

今、長崎市の中心部(浜の町商店街・長崎駅・大波止・新地中華街・浜の町商店街・崇福寺・眼鏡橋・市役所など)を循環するらんらんバスはゾーンバスの一例です。一日乗車券が300円ですから、チンチン電車一日乗車券500円と合わせて観光客にもっと利用してもらい、大型観光バスの市内交通を減らせたらと思います。長崎駅前に総合観光案内所も出来たのですから、もっと宣伝して”長崎の名物“にしたいものです。

新大工町商店街と急傾斜地の矢の平住宅地を結ぶ乗り合いタクシーも、お年寄りに好評だと聞きます。これもゾーンバス・シャトルバスの一種でしょう。

リストマーク 全市民的な合意づくりを
このように、すでに始められている公共交通機関の利用促進策の効果を検証しつつ「公共交通機関の利用促進が、交通渋滞を解消し快適な市民生活を実現するために必要だ」という全市民的な合意づくりのもとに、これらの施策を進めることが肝要だと思うのです。


※来月は、バリアフリー住宅について
レポートいたします。


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長崎チンチン電車 バリアフリー住宅
掲載号 テーマ 掲載号 テーマ
2004年
3月
B長崎でもLRT(低床軽快電車)が走る 2004年
4月

B高齢者住宅の悩み事はまず市町村担当課に相談を! 
2004年
1月
A人に優しい街づくり・ヨーロッパの事例 2004年
2月
A『明るく楽しい』
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2003年
11月
@北部路線延伸、
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2003年
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@まずは居間に
トイレを作った話

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