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隔月連載 野本三雄の追跡レポート
今月は 
バリアフリー住宅
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まずは部屋にトイレをつくった話

トイレのある部屋図解
リストマーク 高齢者や身体障害者の方が、ご自宅をもっと住みやすいものにしたいと、改造するケースが多くなっています。
つまり“バリアフリー住宅にしよう”というわけです。建築家である私も、よく相談されることがあります。

リストマーク からだの不具合は個人差がおおきいので、一律に「これをやればよい」とはなりません。
官公庁の建物、大型店舗などのバリアフリーの建築基準や“長崎県福祉のまちづくり条例”で示された住宅の参考例などをもとに、経験を活かして相談にのっています。

バリアフリーについては、ホームヘルパーの方も詳しいし、市町村の福祉担当者も、バリアフリーの改造費補助をするなどのために勉強されています。今現在、リフォームを検討中の方は、相談してみるとよいでしょう。

また、これから住宅を新築する人も、家族構成、学校の位置、商店街、病院、道路、交通機関などの検討に加えて、将来のバリアフリーのことも考えてみたらと思います。

リストマーク 事例1:車椅子を室内で使われる女性のケース
彼女は、まだ60代半ばのきれいでおしゃれな女性ですが,ひざ腰の痛みがあって、短時間の歩行しかできません。頚椎に異常があるのだそうです。手術を勧められているが踏ん切りがつかないとのこと。

ご主人は亡くなられて、ひとり住まい。室内でも車椅子を使いはじめたところ、6畳の居間にベッドを入れたがトイレまでの7メートルが辛くて、居間にトイレをつくりたいとおっしゃる。はなしを聞くと「痛みで一歩も歩けないときがある」とのこと。そこで、

リストマーク 居間、寝室、トイレを一体化して移動距離を少なくすること、座らなくてよいように椅子生活にするように提案しました。
病院の個室みたいなものです。6畳間の床を板張りにして,廊下との段差なしで引き違い戸に替えました。

部屋の一部に幅1,5メートル、長さ3メートルのスペースをとり洋式トイレと洗面台にしました。トイレの横に1,5メートルの壁をつくりましたが、ドアなしでカーテンに。トイレ横の壁にお化粧を楽しむドレッサーをおきました。

押入れの襖を取って、半分に机と本棚、これは読書大好き人間である、彼女の希望です。残りをドレス掛けと小物入れの棚、これも引き違い扉。

テレビはベッドから見れるように洗面台の上に。ベッドサイドに電話の子機、テレビのリモコンなどを置くしゃれた台が置かれました。

照明もトイレ、洗面台、机、ベッド、部屋中央に配置。コンセントはドレッサー横など3箇所につけ、電化製品のコードを車椅子で踏んだりしないように配慮しました。

リストマーク 生活が楽しめるようになったと、この部屋は大好評でした。
その後、全面的なバリアフリーの改装をしたいということになりました。そのことを、次回に書くことにしようと思います。


※来月は、長崎チンチン電車についてレポートいたします。

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リストマーク ↓過去の記事は、こちらからお読みいただけます。 リストマーク

長崎チンチン電車 バリアフリー住宅
掲載号 テーマ 掲載号 テーマ
2003年
11月
北部路線延伸、
100円料金を維持したい!
2003年
12月
上記の掲載分です。

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