桜満開、円山公園・高台寺・清水寺

2008年4月4日(金)

07年11月の「山の辺の道」天理への外遊びクラブ以来、久しぶりの実施です。あの時は晩秋の野道を歩き紅葉を満喫しましたが、今回は念願の桜を眺めて酒盛り・・と洒落ようという事で京都の円山公園へ行ってきました。毎回楽しいハプニング、サプライズがあるのですが・・・今回はどうだったでしょうか。以下の紀行文をご覧ください。
《紀行文》 今年は温暖化の中で例外に寒い冬でした。4月4日実施の予告案内を出すのも気象庁の「桜情報」が出る3月5日以降にする、、と言う念の入れようでしたが、ドキドキの連続でした。といいますのは3月の中ごろに暖かい日が続き、お彼岸の中日には富田林にあるPL教団の桜の花がちらほら咲き始めたではありませんか(+_+)でも天は善人に味方する・・といいますか月末には花寒の日が続き、今度は逆に4日には満開にならないのではないかと心配するくらいでした。でもそれは杞憂。八坂神社や高台寺、清水寺に参詣する善男善女に「春爛漫、桜満開」というプレゼントを神仏がしてくれました。(^-^)
 さて、前日に酒屋に行って買ってきたお酒2本とおつまみもありあわせを入れますとリュックは重く一杯です。
この代金は今まで催したこの会の剰余金を使う事にしました。決して自腹を切ったわけではありません。((今回も最後にミュンヘンで乾杯をしましたが支払い後にあまったお金は475円でしたので繰り込んでおきます))何しろ花見ですからいつもと違ってお店で食べる、ということではなくお弁当です。ビニルシートとお弁当は必携です。その上めいめい缶ビールやワンカップを持ち込み宴会をする・・・という段取りでしたが・・。
京阪・四条駅の真上「南座」の前で待ち合わせ。着くなりのサプライズは・・高野さんが来ているではありませんか。彼は今年、腹部動脈瘤が偶然見つかり緊急手術という情報を得ていましたのでまさか・・と言うわけです。「まぁ、なによりや、気をつけてや」とみんなで喜び合いました。永井さんも東京から来ています。 10時集合、という指令でしたがもうみんな来ています。早い集合でしたのでチョット高級なお弁当のお店が開いていません。仕方なくコンビニで弁当なとを仕入れての集合です。でもさすがは村田さんは京都の住人です。南座の周りには9時半に開店する弁当屋があり、そんな劇場に来る客相手のお弁当屋さんがあることを知っていました。
 左にマスクをしている不穏な人物がいます。サングラスも持ってきていました。最近はティッシュ配布でなくこんなものも配布するんですね。この格好でampmへ弁当を買いに行ったそうです。店員がハッとして身構えていたそうです。
さて、八坂神社へお参り。何十年ぶりや、と言う人が多かったです。全員22名の参加。朱を塗りたての門の前で最初の記念写真。天気は上々。元気一杯です。予定では八坂神社から南下して高台寺、そして円山公園でお弁当、北上して知恩院、平安神宮、、と言う段取りをしていました。 今日は人出が多いから円山公園で場所取りしてから行こうや、という提案でいきますと・・・・何とブルーシートで埋め尽くされているではありませんか。「早いとこ来て正解やったね。もっと奥に行こう」でも行けどもブルーシートで埋め尽くされています。輪になって宴会、は夢と消えてしまいました。最悪の場合、めいめいがバラバラでソソクサと食べないといけない状態です。
困っていますとそこいらに居てシートの番をしているお兄ちゃんに「君らいつから宴会するねん」「今晩7時からです」「エッ、、済まんけど貸してくれない。2時間ほどや、12時過ぎには帰るから」「いいですよ」万歳万歳。
聞く所によりますと彼は京大のテニスサークルで今晩みんなで集まるまで場所取りをしている、、と言うわけでした。「おい、児玉さん・・後輩やぞ。しかもテニス部の・・」そんなことで浜坂高校出身の彼と児玉先輩の懐かしい大学のお話です。おじさんたちは何のグループですか? うん、高校の同期の会ですよ・・君、エンデバーの土井さんを知っている?後輩やねん。。えっ・・宇宙飛行士の?  それにサッカー協会の川淵キャプテンをしっているか?同級生やねん。ちょっと鼻がピクピク。土井さん、川淵さん、名前を出してごめんなさい<(__)>
このお嬢ちゃんは会社の新入社員で場所取りを業務命令されてきたそうです。よくある話です。紫外線きついで、UVカットつけて来たか?こんな余計なお世話な話からどんな会社?とかお寿司食べなさい、と差し入れしたりみんなわが娘、わが孫のような年齢のこの人に何かと話しかけます。
さて、吟醸酒2本、「越の寒中梅」と小川さんが来た時の河内長野の地酒「天野酒」を紙コップに入れみんなにまわします。「乾杯」。高級なお酒って美味しいね、お替り、、。持ってきたお弁当をあけて食べ且つ飲み始めます。

   花よりは腹ごしらえと名幹事   耕策
京大生と新入社員のお二人のご好意で早い昼食が始まります。この時点で午前11時過ぎです。お酒やビールも飲み桜のようにピンク色になってきました。 左から角谷さん、来田(西井)さん井関(尾崎)さん。
岩壷さん、河村さん、佐野さん。。
相変わらず私と岩壷さんは撮影係です。比叡山でデジタルビデオを見失ってから片時も放しません。お酒の大好きな人ですから余計です。酔っ払うと記憶がとぶ恐れがあるから木口小平のラッパみたいですよ。
河村さんは4月27日実施の山楽会「葛城山登山」のパンフレットを配り勧誘しています。読者の中でご希望でしたら小学生でも登れるこのツァーに参加ください。帰りはロープウェーです。(^-^)
佐野さん、村田さん、永井さん。後ろは下村さん、池川さん、高野さん。。その後ろに西谷さんと榎本さんが写っています。720mlの2本ではいくら美味しいからといっても足りません。ワンカップを何本も持って来ているおじさんも居ます。「菊水」というお酒や。村元飲め。どや美味いやろ。新潟は新発田の産やで。
  乾杯より口に先行く花見酒   耕策
ぼつぼつ酔っ払ってきて声がでかくなってきました。愛飲家は集まっています。向こうに見えている池川さん、永井さん、高野さん。。まだちょっと飲み足らないのでしょうけど酒屋はありません。。ボツボツお開きにしようか・・・この時点で12時20分ごろです。 これは有名な円山公園の枝垂桜です。見事です。
周りにあるたくさんの染井吉野も満開ですがこれは女王のように一段と君臨しています。
   天気よし一日居たい花吹雪   耕策
これら宴会の様子や桜の様子は動画を見てください。
円山公園から高台寺に出発です。予定が逆になってしまいました。その途中、舞妓さんに出会いました。といっても昼の日中に舞妓さんが居るはずがありません。貸衣装してお化粧もしてあげ立派な「偽舞妓さん」を作ります。鬘、こっぽり、信玄袋、扇子なども含め15,000円と京都の住人、村田さんの解説です。立派な望遠レンズをつけた高齢者たちや外人さんが写真を撮っています。被写体としてこの舞妓さんはましなほうです。でも、これが外人さんなんかに本物と誤解される事があるので業界では反対意見もあるそうですよ。
   青い目の舞妓舞ってる二年坂   耕策
さて、高台寺に入りました。掌美術館の入場料を含め600円です。蒔絵で知られる高台寺は、豊臣秀吉の夫人、北政所が秀吉の菩提を弔うために創建した寺。江戸時代は、花の名所ひしめく東山でも、指折りの観桜の地とされていました。本堂の庭のしだれ桜の夢のような輝きが、戦国のロマンを駆け抜けていった人々に重なります。ここで記念の集合写真。後ろのほうにサングラスの不穏な人物が居るのは朝、マスクをしていた人物です。
高台寺の枝垂れ桜。JRのコマーシャルの効果か?すごい人気の「高台寺」清水寺と祇園の中間だから人気エリア。秀吉の妻「ねね」と縁の深いのでこれまた、女性に人気。白砂の庭園にしだれ桜が素晴らしい、夜のライトアップがもっと良いとのこと。
見事、天晴れ。。。いくつ賞賛の言葉をつけてもつけきれない。縁側に座ってゆっくり・・・とはいきません。次から次へと人の波。この時点で午後1時。
枝垂桜の襖絵。。白砂に乱反射した光で室内は明るい・・・。映えたこの桜の花の絵も素晴らしい。 左から榎本、下村、楠野、西谷、永井、高野(敬称略)
この時点で少し酔いが醒めてきました。。でもご機嫌な永井さん、池川さん。 高台寺の門前に「SHO MUSEUM」があります。「ねねの宝物・・蒔絵」などたくさんおいてありました。受付の人に「掌」というネーミングの意味は、、と聞きますと掌のように小さな美術館、と言う意味だそうです。
美術館の前にはお土産屋さんが一杯。ここの出口で2時集合。抹茶ソフト350円。

   美術館に庇かしてるお茶ソフト   耕策
高台寺から予定の知恩院、平安神宮まで行くのには距離もあるしおなじ道をもう一度通らなくてはなりません。そこでもっと南下して清水寺に行くことにしました。清水坂など周りはお土産さんが一杯。人混み一杯。
清水寺拝観料は300円。清水の舞台から飛び降りて死ぬ確率は40パーセントらしいで、残りは後遺症になるそうや。誰かが囁きます。ここも桜桜桜です。 遠くから見ていたら細いので地震で折れるかなと思ったけど、そばで見たらあの柱、めちゃめちゃ太かったわ。地震が来ても大丈夫や、、と妙なところで関心しているひともいましたよ。白い服が来田さん、角谷さん、井関さんも音羽の滝から出口に向います。この時点で午後3時10分。
どこで乾杯しようか、、、五条駅に行こうか・・いややはり原点に戻り四条の繁華街に「ミュンヘン」があるから5時前でも開店しているし行こう、、と村田さんと児玉さん。怪しげな黒服の前を通り抜け裏通りにある「ミュンヘン」へ来ました。清水から四条駅の前を通り大橋をわたって河原町まで来ますと午後4時20分でした。
1時間10分かかって元に戻ってきたわけです。ああ疲れた・・。
営業はしていましたが19名の団体が入ってきたので店長は大慌て。2階に上げてもらいました。みんなドカッと腰をおろします。注文はいつもの生ビールです。フライドポテト、唐揚げ、ソーセージの盛り合わせ、サラダ、、みんなで分けられる品々でしかも安い。。

ここの様子は写真よりも動画のほうが面白いのでご覧ください。
すっかり酔いの醒めた向こうにいる人々。さてアルコールはビールのみ。乾杯の音頭は奇跡的快復して元気に完歩した高野さん。本復祝いがてらやって・・。
サントリーはありませんでしたが快く承諾してくださいました。ほんとに良かったね。高野さん。三丘会前会長の嶋田さんや中村靖之介さんも同病でしたよね。中村さんなんかもうテニスをしていますからね。
さて、午後6時20分お開き。お勘定は一人2,475円。2,500円集金。一人当たり25円分は寄付。19人分の475円は預かっておきます。。
(清水寺に入る前に大場さんが体調が悪いのでお帰りになり次に清水寺を出てすぐ楠野さんと加龍さんは早い目にお帰りされました。)河村さんは所要で京阪でお帰り。残りは阪急河原町駅から梅田に向けて帰りました。めでたしめでたし。この時点で午後6時40分
後列・・児玉、村元、井関、西谷、角谷、下村、来田、榎本
中列・・永楽、佐野、高野、楠野、加龍、岩崎、井狩、河村
前列・・村田、斉藤、池川、永井、大場   (撮影者・岩壷)

清水寺の前で

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