桜と菜の花の明日香

07年3月30日(金)

3月30日(金)、1月の天保山登山以来2ヶ月ぶりに遊びに行ってきました。
天気予報では朝まで降り続き、寒冷前線が通るとのこと。やはり朝5時ごろ関西地方は雷が鳴り大雨になりました。7時ごろには小雨になり出かける時には曇り空。気温はぐうんと低くなっていました。
 もう一つの心配、桜が開花しているだろうか・・・現地に行くまでは落ち着きません。2月から3月上旬に掛けて暖かい日が続き、開花予想が早まりましたので今回の「明日香」行を早い目の3月下旬に設定したのです。でも寒が戻り足踏み状態の前線。やきもきしながらの決行です。

10時過ぎから橿原神宮前駅に続々と集結。。でも2つのサプライズ、、。来田(西井)さんが参加してくださっているではありませんか・・。前日まで参加できないというメールを頂いていたのです。それにもう一つ、岩壷さんが来ていない、、、、。乗り遅れないように予定通りにバスで「飛鳥」バス停へ出発。その後、岩壷さんがタクシーで追いついてきました。最初に寄ったのは「明日香資料館」です。ここは村の教育委員会の施設で廃校を利用しています。
飛鳥バス停。写真は佐野さんです。小さく見えるのは榎本さんと岩崎悦子さん。。

資料館で偶然、明日香村観光協会のボランティア、広田さんが来合わせておられたので説明を依頼しましたら快く解説してくださいました。ラッキー。。幸先がいいぞ。この後、近くの「水落遺跡」に寄りました。

見学後、すぐ西にある「甘樫丘」へ戻りました。たくさんのお元気さんがおられます。我々と同世代の人々です。

展望台に登ると大和三山と二上山が眺望できます。おっ、桜が咲いている・・・。

西谷、村田、来田、中野

「きれいだなぁ・・」しばし春を満喫。。。鶯もどこかで鳴いていました。

12時前ですがお弁当を広げましょう・・ということになりましたので風を避けられて、しかもお弁当を広げられる台座がありましたのでそこで「いただきまーーす」

自己紹介タイム・・自己紹介は、1年から3年までの担任の先生の名前を言う・・という趣旨でしました。
すっかり誰のホームだったか忘れていた忘恩の輩もいました。(*^-^)

この甘樫丘の東斜面に「蘇我入鹿」の邸宅があったという遺跡について発掘され07年2月に報道されました。

埋め戻されていましたが見学。そばに植えられていた菜の花畑にも感激。。

ここから畦道を通って飛鳥寺へ。野の花を見ながら・・

スカンポ、オオイヌノフグリ、タンポポ、ホトケノザ、、ナズナ、、、レンゲ、モクレン、レンギョウ、ユキヤナギ・・ツクシ。

HP担当の岩壷さんと村元

前列・座っているのが 中野、西谷、村田、来田、榎本
後列、、岩壷、岩崎、森本、佐野、楠野、井狩、永楽、、(撮影者・村元)



この飛鳥寺からすぐそばにあるのが酒船石遺跡
明日香なる狂れ心の渠跡の藪騒めかす如月の風 多恵子

竹林にある謎の酒船石。左端から森本さん、楠野(木下)圭子さん。中野さん、佐野さん、永楽さん
酒船の遺跡に出でし大き石亀ひとすぢ昨夜の雨を残せる  多恵子
石の亀の飲む水槽の上澄みは尾へ流れゆきその先は謎石  多恵子
さぁ、、石舞台遺跡へ出発

石舞台遺跡では通りかかった老夫婦にお願いして全員集合写真。石舞台遺跡は桜と菜の花でいっぱい。
肌寒かったですが、写真のように日も差しましたし、まあまあの日和でした。
石舞台の中はがらんどう薄日洩れなめぐぢの跡光らせてをり  多恵子
ここから橘寺(聖徳太子生誕の地)まで歩きましたが外観だけ見て最終目的地の「太子の湯」(明日香村健康福祉センター)へ。
温泉ではありませんがサウナも備え付けられていて500円。ゆったりと湯につかりまして疲れを癒しました。森本さんの万歩計は17,000歩、をカウント。

橿原神宮前駅で、遠方の生駒市からの永楽さんや楠野さん、中野さんはお急ぎでしたのでお別れ。その後、駅前の居酒屋で・・・
乾杯の後、飲む、食う、喋る・・・ご機嫌なおじいちゃんおばあちゃんたちでした。
話題は、タイガースが開幕初戦負けているという実況ラジオ放送を聞き監督交代させよ、と過激な話から、南方熊楠の話まで。



7時過ぎ、、喋り疲れたみんなは三々五々家路に。

説明を受ける永楽さん

村元、佐野、井狩

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